「本質があぶり出されたんだよ」あるお坊さんのお話2☆当たり前を問う

由紀子の日々

「どうしたらいいのか教えて欲しい」何人もの友達のお坊さんから相談があったそうです。

コロナになって突然、よそのお寺ではお葬式が目に見えて減ったそうです。

人口減少社会では、死ぬ人が減ったなんて考えられません。

実際にアマゾンでお葬式をする人もあったのでしょうか?

 

アマゾンでお葬式のお話はこちらです。

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「コロナで本質があぶり出されたんだよ」あるお坊さんのお話1☆1年前

 

 

その上、たくさんのお坊さんを呼んで盛大にやるお葬式はなくなり、他のお寺からの応援依頼も激減しました。

 

 

コロナが蔓延する前から、彼は友人のお坊さんにこのままではお寺は終わるといつも言ったそうですが、誰も聞いてもくれませんでした。

 

 

彼は家族や身内、縁者の気持ちを大切にしてお葬式を行っていました。

日頃からとても素敵な言葉を発信していて、生きている道を説いていました。

お説教ではなく、押し付けがましくない、すーーっと心に入ってくる言葉です。

そう、ちょうど相田みつをのようです。

 

 

他のお寺と違って、彼のお寺ではお葬式も売上げ(失礼?)も全く減っていないそうです。

 

 

 

 

「やっぱり人はちゃんとお葬式やりたいんだよ」

 

「コロナでお葬式も無くなるかもって恐れていたけど、結局コロナって本質をあぶり出したんだね」

 

「一緒に長年過ごした家族や知人をきちんと葬ってあげたいと言う気持ちは縄文時代から変わらないんだよ」

 

 

「やり方は昔にこだわらずに変えていかなきゃいけないんだなー、

 

でもお葬式は無くならないって思う」

 

彼の言葉は確信に満ちていました。

 

 

コロナで本質だけが残った。

 

 

そういえば、昔はお父さんが家で仕事をしていて、働く姿を子供が見て育ちました。

お父さんも一緒に食事するのが当たり前だったんじゃないの?

「お父さんは家にいないもの」それが当たり前って違うんじゃないの?

 

 

男子小学生の将来なりたい職業(第一生命編)で「会社員」が初めて一位にランクインしたそうです。

テレワークになって、お父さんが家でパソコンに向かってビシッと仕事をしている姿を見て子供が身近に感じ、憧れを持ったと考えられます。

それまでは土日にぐったりして過ごしているお父さんしか見ていなかったのですから大きな変化です。

 

 

「これって、本当に当たり前なの?」

 

そこからもう一度、問い直してみる、

 

 

変わらない思い、変えてはいけないこと、続いてきた意味、何が本当に大切ななのか、守るべきものは何なのか、

 

私もそういう視点で考えてみたいと思いました。

 

彼はもう一度、お坊さんの修行をするそうです。

 

 

 

美しい着物や帯が手にとって見られます。

きものの本場京都の広い広い会場で、新作発表会

きっとお気に入りが見つかります。

6月4日(金)5日(土)6日(日)

 

京都、平安神宮前 みやこメッセ

 

着物や帯を製作していらっしゃる染屋さん、機屋さん、和装小物屋さんが20数社出品する大規模で本物に触れられる一年に一度の機会です。

それぞれの作風や色柄があります。それを一堂に比べ、着て見られる機会です。

昨年はコロナでやむおえず中止しましたが、年1回42回続いている伝統の展示会です。

 

詳しくはこちらもご覧ください。

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京都で着物新作発表会、第44回「京裳苑」開催します☆

 

 

京裳苑の会場はこんな感じです

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何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」で選びたい放題☆「京裳苑」は着物好きにはたまらない1年に1度のお祭りです。

日本最大級の質と規模の展示会で選びたい放題!☆「京裳苑」(きょうしょうえん)にワクワク!

明日からいよいよ第42回京裳苑が始まります☆京裳苑の時の私たち

 

「とりあえず、見てみたい」という方は下の問合わせに書いて送信ください。

着物や京都のご案内などご相談は無料です。どんなことでもお気軽にご相談ください。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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