おじいちゃんの振袖☆撮影会それぞれの物語1
「おじいちゃんが作ってくれた振袖~~、」
「これ作ってくれたんだなーって、家族中みんな思い出します」とご家族が口々に言われました。
おじいちゃんはみんなに惜しまれて、2年前に癌で亡くなりました。
結婚された娘さんたちの家族や孫たちも、毎年バスをチャーターして旅行するのはおじいちゃんの楽しみでした。だから今でも、何かがあるとご家族がみんなで集まり、お祝いされます。
「ワイングラスのいいのがあってなあ〜。家だけではあかんから娘たちの家族にもセットで買ってやったら喜んでたわ〜」満足そうに笑って話されたおじいちゃんを思い出します。
グラス1つから着物まで、全部おじいちゃんのお見立てでした。おじいちゃんはとてもセンスのいい人でした。
初めてのお孫さんの振袖を見に来て頂いた時は、まだ高校へ入られたばかりでした。
ご家族みんなで、あまりの大人数で来ていただいたのにビックリしたのを覚えています。
でも決めるのはおじいちゃん一人でした。
「あんな良いもの見せるからダメなのよー。いっぺんに気にいってしまって、もう他のもんは見られんと言って決めちゃったんだよね」とおばあちゃんも懐かしそうに振り返っておおられました。
そうそう、出来上がった時もまた全員で来てくださいました。
お嬢さんに納品着付けしたら、
「綺麗なのに、脱いじゃうのはもったいない」予定外にそのままランチ会になっちゃっいました。
私たちにとっても思い出深いおじいちゃんでした。
「振袖を見るたびに、おじいちゃんを思い出します。いいの作っておいてくれたなーって」
家族の結びつきは今もおじいちゃん。
それを語っているのは振袖だと思いました。着物は思いも伝わるものですね。
きっとまだ見ぬ次の代のお嬢様にも、おじいちゃんの思い出話とともに振袖も引き継がれていくのでしょう。
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撮影会、それぞれの思い
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