「思いのまま」春を呼ぶ幸せの梅の枝

京都さんぽ

札幌で「しあわせの着付け教室」を一緒に主催してくださっている畠山理美さんが京都にいらっしゃるうちにどうしても行きたかったのが北野天満宮です。

表門には梅花祭の旗がひらめき華やかです。

 

天神様のお使いの牛があちこちにいます。

 

「天満宮」の文字が立派です

 

 

 

「しあわせの着付け教室」のロゴとしたモデルが、厳寒の冬に真っ先に咲く梅です。

 

ロゴに込めた想いはこちらです。ちょっと壮大すぎて公言するのが恥ずかしい(笑)

秘めた思い

 

 

蕾がふっくら膨らみ、所々ほころんで咲いている様、紅梅を見たかったのです。実はこれだけいつも京都にいても、北野天満宮の梅園には足を踏み入れたことがありません。

 

 

 

 

 

梅園の木を剪定した枝が売られていたのを初天神に買ってきたよ。「思いのまま」と言うの。

と教えてくれたのは京都検定1級を持っている次女でした。

 

緑の枝は咲きません。赤いのを選びました。

 

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉がありますが、梅は剪定しなければ花もうまく咲かず、実にも成りません。切り落とした枝を1000本限定で「梅枝(そばい)」と言って売っているのだそうです。北野の梅には無病息災・疫病邪気払いの信仰が伝えられています。

 

 

お参りを済ませて戻ってきた正面に「梅枝」はありました。

そういえば、緑色の枝は1年目の枝、それには花は咲かないと聞いていました。赤目の枝を選んで買ってきました。ひょうたんの中には玄米が収まっていて、お米を炊くときに混ぜて炊くと無病息災なんだそうです。

 

梅枝をゲット

 

梅の咲かせ方を書いた紙が添えられています。

 

素敵な物語です。信じてやってみようと思いました。

「思いのまま」になればいいな〜、の願いを込めて。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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