トイレで手を洗う時、着物の袖が汚れないかと心配しませんか?☆着物の袖の扱い方
着物を着た時に、トイレへ行った後に手を洗う時「袖が汚れちゃう・・」と思ったこと、ありませんか?
着物を着ると非日常な気分になるので、お茶碗を洗ったりましてや掃除をすることもありません。でも着物を着ていても実はほとんどやってはいけないことありません。汚したら困るたと思うのでやらないだけです。
でもちょっとした瞬間に邪魔になるのが袖です。
腕を筒のように覆っている洋服と違って、着物は長い袖があります。それがまた優雅な印象を与えるのですが、洋服と同じように手を動かすと袖を汚すことになてしまいます。
「どうしよう?」と思うのはトイレへ行った後に手を洗うときでしょうか。
洗面所の周りにも水が飛んでいたりするところへ、手を伸ばして洗うと袖が付いてしまいます。今は手洗いも入念にしたいので尚更でしょう。
昔の人は腰紐1本でくるくるっと袖を挟んで縛りました。そうそう、時代劇で親の仇を打ちに行くときのスタイルです。でも薙刀を振り回すわけじゃないし、ゴシゴシ洗濯するわけでもないのでそんな大げさなことをしなくても大丈夫です。
そんな時にちょっと覚えておくと便利な所作があります。
袖の下側、脇側の長襦袢がが見えている一番先を帯の上、脇に挟むのです。
そうすると袖が三角に上がり、短かくなってピラピラ動かなくなります。袖が斜めに引っ張られるので、手首の部分の袖口が少し上がって手を動かしやすくなります。
これは日本舞踊や歌舞伎などでも何気なしにやっている所作です。歌舞伎の「世話物」と言われる江戸の庶民の日常を描いたお芝居などではよく見かけます。
また袖を後ろ引っ張っておくキットもあります。
料理やさんなどの中居さんが使っていらっしゃるのを見ることもあります。
お茶会に水屋を担当される方などはあらかじめ準備されるといいですね。
襟にかけてプリップにハンカチや手ぬぐいを挟むとナプキンの代わりにもなります。
うどんやそばを食べる時、汁が飛ぶのも予防できます。
そんなのバックに1つ入れておくと便利ですね。
ブログの読者登録、こちらからできます。
山兵、京都さろんで
「着物体験」をしてみませんか。
1 お茶をしながらお話を伺います。 着物ってその方の雰囲気で着るものです。どのような方で生活の中でどのようなシーン(場面)で着られたいのかお話しを伺います。
2 実際にお似合いになりそうなものをご提案します。
3 試着、反物のままであっという間に着物スタイルに変身です。
4 着物の写真を撮ってその場でスマホ等に差し上げます。
着物着装体験と写真撮影して写真プレゼント、サロンでお茶とお菓子付き
¥1,000
「体験プログラムをやってみたい」と思われる方は京都さろんへ来れそうな日を第一、第二希望をメッセージに書いてお申込みフォームを送信してくださいね。
ブログの読者登録、こちらからできます。
この記事へのコメントはありません。