桜本坊さんの精進料理のご馳走☆奈良、吉野の修験体験4
「わーー、すごいご馳走!こんなご馳走が出てくると思わなかった」
精進料理と言うと素朴な、というか粗末な食事を思い浮かべました。修行だからそれも覚悟の上でしたが、さすがに半日以上も山歩きをしてくるとこのご馳走は嬉しかったです。
これはマクロビオティックのお料理だなと思いました。
マクロビオティックは中国の陰陽道に基づいた玄米菜食です。肉魚、乳製品などの動物性食物は避け、甘味は使わず料理します。地元で採れた旬のものを丸ごと使用することで、ほぼ捨てるものはなく流通エネルギーも削減できて地球にも優しいです。
マクロビオテックは日本のみならず海外のセレブたちもそのファンが多いです。というのもその提唱者、桜澤如一さんは戦前、海外で広め日本へ逆輸入して広めたからです。スティーブ・ジョブズやマドンナ、日本でも「おくりびと」で主演した時、本木雅弘さんが感性が鋭くなるとしてマクロビオテックにしていたそうです。
陰陽道というと陰陽師などのおどろおどろしい世界をイメージしますが、何もかもが陰と陽でできています。例えば太陽は「陽」で月は「陰」 野菜で言うと地から上に出ているものは「陽」土の中にあるものは「陰」 体をあたためる食材は「陽」冷やすものは「陰」です。その両方のバランスで成り立っています。
体調不良や病気は、そのバランスが崩れ、陰陽が大きく偏っているという警告なのです。私が病気になった時も 野菜は一切食べず、肉ばかり食べていました。フルーツは食べましたが、全て「陰」のものばかりだったのです。
例えばケーキを食べると後にはみかんが食べたくなるそんな感覚です。+-でちょうどいい、とはならないのです。陰と陽を大きく触れる生活をしていると体が疲れていきます。
できるだけ中庸(真ん中)に位置する食べ物を食べることで、体の軸がしっかりしてきます。中庸の食べ物の代表が玄米です。
主食にぶれないものを食べることによって丈夫な体を作ることができます。
私も病気をした後5年間は完全にマクロビオティックを厳格に守って食べていました。
「玄米って美味しくないでしょう」とよく言われますが、圧力釜の炊飯器を使えばもっちりして美味しく、違和感はありません。しっかり噛んで食べることで(できれば30回以上)食べ過ぎを防止し、胃腸に負担をかけません。
まさか修験体験でマクロビオティックのご馳走が食べられるとは思ってもみませんでした。マクロビは体に良いものの、完璧にやろうと思うととても手間がかかります。
「私たちの体と心は食べたものでできている」
安寿さまたちの思いやりあふれるご馳走に感動しました。大満足の食事でした。
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