「初釜にもお茶事にも着物を着たい」Fさまの着物相談、その後1

お見立て

11月に着物相談をさせていただいたFさまが先日のお茶事に初めて着物を着て行かれました。

Fさまは着付けも習いたいと言われたのですが、お稽古日が合わず今回は私が着付けをさせていただきました。

 

Fさまの着物相談の模様はこんな感じでした。

「初釜にもお茶事にも着物を着て行きたい」着物相談をさせていただきました。

着物を選ぶ時に考えるべきこと☆Fさまの付け下げ選び 2

着物のコーディネート術を伝授します☆Fさまの帯合わせ、コート合わせ 3

 

 

三週間を切っていたのですが、先日のお茶事には先日選んでいただいたコートをこの日までに加工後、お仕立てして間に合わせていただきました。

もちろんFさまも作った以上は着て行かれたいでしょうし、私も一度でも多く着て行っていただきたかったからです。

 

 

京都の街で歩いている方を見ているとコートは黒っぽい色が多く、その上、裾までの長コートが多くて着物は全く見えません。本当に真っ暗なんです。Fさまに選んでいただいたのはキレイな深みのある水色で華やかな感じです。所々に宝尽しの可愛い柄が刺繍で施してあります。

 

「この柄、なんという柄ですか?」

「これが打ち出の小槌で こちらが隠れ笠、これが七宝、、、」

宝尽しの柄を触りながら「かわいい」「かわいい」・・・

Fさまは出来上がったコートを着てテンションが上がります。

 

 

わかります、その気持ち!!

新しい着物を初めて着る時ってなぜかとっても嬉しいですね。洋服とは格段に違うテンションです。着物に馴染んでいる私でさえそうですから。

 

足にきっちり合わせて挿げさせていただいたSサイズの草履を履いてお出かけになりました。

 

見送っている私もウキウキしていました。

 

つづく

着物相談、承ります。

 

相談料は 3,000円/1時間 (税別)

純粋に一番良いと思う方法をいろいろご提案させていただく料金です。

他店やネットでお求めになっても一向に構いません。

 

まずは、「こんなことで困っています」「どうしたらいいでしょう」

お問い合わせに書いてください。

ある程度のことはメールでもご相談に乗れると思います。

メールによるご相談は無料です。

その上でお考えいただいても結構ですよ。

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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