帯締めの先はどのように挟めばいいのでしょう?☆帯締めが取れてしまった時の直し方
きもの豆知識
帯締めを結んだ後、帯絞めの先はどうしたらいいのでしょうか?
基本的に房がどちらを向くかが問題です。
普通は左が上を向くように挟み込むもしくは下から挟み上げて房を上向かせることです。
おめでたい時や選挙に当選した時などには「バンザイ〜」ってしますよね。
房がバンザイして上を向くと覚えておくと間違わないでしょう。
唯一、お葬式の時は房が下向きに挟んで抜きます。
これを「結び切り」といいます。
悲しいことが二度と起こらないように切りをつけると言う意味です。
同じように結婚式やお葬式に使う祝儀袋の水引きも(印刷されたものも)同じです。
結婚式などのお祝いには「きっちり結んで解けない」こと、
お葬式では結び切って「二度とない」ようにと言う願いが込められているのです。
リボンのように「結びなおせる」「二度めがある」形は使わないという意味があるので注意です。
「着物を着せてもらった時に帯締めが取れてしまって困った」ということを聞いたことがありますが、
これを参考に先を挟み込めばいいのです。
帯締めを結んだ後、気をつけることは
結んだ帯締めと残りの帯締めをきちんと揃えて1本に見えるようにすることです。
そのことによって、着姿がすっきり見えます。
意味から覚えておくと忘れないので、いいですね。
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