図書館通いの日々☆図書館はともだち1

本の出版

「終わった~!」

本を持って歩き、お世話になった丈夫なトートバック。

 

丈夫なこのトートバックに本を10何冊も入れて図書館通いした日が終りました。

 

 

大体のほぼ原稿の修正もほぼ終わりました。

 

 

よく小説家は書いているうちに「文章が一人歩きする」と言われます。

「前に書いたことが勝手に結びついてきたんだなぁ」とか、

思いもよらない結末になった、などと書いている著者自身が思うことがあるそうです。

 

 

私はプロではないのですが、原稿を書き終わった時点のいま、

自分で書いたものじゃないような、

本が独り立ちして、どこか遠くへ引っ越してしまったような・・・

修正していても、

自分が書いたものではないような、遠い存在のような感覚になっています。

 

 

ところで図書館へは毎日のように通いました。

はじめのうちは参考資料にしたり昔のことを思い出すために本を次々と買っていたのですが、

中身を見たら、全く関係なかったり、

考え方や見方が違ってほとんど役に立たなかったり、、、

こんなことをしてたら破産しちゃうと思い、図書館や通い始めたのです。

 

 

コロナ禍では京都にいる必要もなく、岐阜でしっかり腰を落ち着けて書くことに専念しようと思いました。

そこでお世話になったのが「図書館」

岐阜県立図書館は月曜日休館、

岐阜市立図書館と大垣市立図書館は火曜日休館日です。

なので、毎日どこかの図書館が開いているわけです。

 

 

受験勉強の時のよう、

周りでみんなが真剣に本と向き合っている姿を見ると家のようにはダラダラできないですよね。

それが図書館のいちばんいいところかも?

冷房もしてあるしね。

 

岐阜市立図書館はメディアコスモスという木をふんだんに使った建物の2階にあります。これが図書館の入り口です。

 

 

とくに、岐阜市立図書館、メディアコスモスはおしゃれな設計で、素敵な空間です。

居心地の良いところ^^

 

遠くに見える山が金華山、斎藤道三や織田信長もいた岐阜城が額縁に入れられた絵のようです。

 

 

窓際の席は金華山や岐阜城を正面に望みながら過ごせます。

 

朝は東から陽が当たるのでロールカーテンが閉めてありますが、

 

11時頃になると、一斉にロールカーテンが ウイーーーン、って音がして

 

エンターテイメントのはじまり、はじまり~

 

下の方から家が見えて、

だんだん遠くも見えるようになって、

 

最後には金華山と岐阜城、真っ青な空と白い雲が見えてきます。

 

それを動画に撮っている人もよく見かけます。

私はあっけにとられているうちに取り損ないました^^;

 

 

通ううちに図書館がいかに素晴らしいところか、気づきました。

それは一般的に古い本の方が値打ちがあると言うことです。

昔の本は長い間のいろんないろんな人の役に立ち続けているからこそあるのです。

 

 

そもそも、図書館に所蔵するだけの価値があると選ばれた本であること、

長く生き続けていること、

それが本の信用の証なのです。

 

 

なので、手に取った時、

本がちょっとよれっとしてくたびれている本の方が読みごたえがあるのも当然でしょう。

 

 

図書館の利用の仕方でいろいろ学んだことがあります。

続く

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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