年末の真っ白な雪、去年と今年の思い☆心友への感謝
本の出版
「去年の今頃とはずいぶん違うところへ運ばれてきたな〜」
朝の散歩で登る裏山の一面の真っ白な世界に、
昨年の戸隠神社の雪を思い出しました。
振り返ってみると昨年の今頃は絶望のどん底でした。
進むに進めず、
捨てるに捨てられず、
自分の意思ではどうにもならないことに直面していました。
いつもなら
グジグジしてる間に、さっさと次の道へ進むのに
この時ばかりはどうしようもありませんでした。
厳寒の長野へ心友とこの時期に行ったのも巡り合わせでしょう。
凛として澄み切った善光寺の空気は冷たかったけど心が洗われるようでした。
誰もいない夜に対面した仁王さまの力強さが、たまらなく美しく感じました。
薄暗い朝から開けっ放しの講堂での90分あまりのお勤めは骨の髄まで冷え込みました。
でも、とっても気持ちよかった〜〜!!
なんだか綺麗なものがすーっと入ってきて、心が洗われるようでした。
気の向くままに行っただけなのに、
初めて会ったおばさんとお店の経営のお話をしていたらお饅頭をご馳走してくださったり、
お寺まで送ってくださったり、
もう数分も到着が遅ければ拝観できませんでした。
不思議にツイテルことが次々と起こり、
「行き当たりバッチリ!」
まさにそんな旅行でした。
昨年の年末、
私は本気で本を書くのをもうやめようと決心していました。
もうどうでもいいや、と投げやりになっていました。
「どんな方法でも本は書くべきだ」
と夜を徹して強く強く説得してくださったのが、
西美津江さんと長田達郎さんでした。
この時がなかったら「品格の教科書」はありませんでした。
そしてたくさんの素晴らしい方たちとの出会いもなかったでしょう。
真っ白な雪を見て、私に寄り添ってくださった心友への感謝の思いが沸き起こってきます。
きっと年末の雪と共にこの時のことは何度でも思い出すことでしょう。
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