長襦袢は下着ではありません。

きもの豆知識

着物1分間豆知識 略して「きまめ」

インスタライブで1回1分、着物に関する知識の配信を始めました。

そのきっかけはこういうことでした。

着物1分間豆知識インスタライブ「きまめ」始めます☆「品格の教科書」も「講演」もエッセンスを伝える。

 

 

第一回目は 長襦袢って何? というお話です。

 

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こちらをクリックするとインスタ動画が見られます。

 

振袖用の長じゅばんです。このまま着たいくらいの可愛いさです。東京のKさまがお友達の京都での結婚式出席されるために京都の山兵サロンで着付けさせていただきました。(真ん中の白い布は着付けの時に襟を抜くための引っ張りです。)

 

 

長襦袢って一般的には下着だと思われているのですが、

洋服の下着とは大きく違います。

 

 

長襦袢は見えるんです。

 

 

着物のオシャレの重要なポイントです。

 

 

風が吹いたり、裾をバサバサと歩かないと見えないと思っているあなた、大間違いです!

普通に3カ所が見えてるんです。

 

どこでしょう?

 

 

一つ目は顔周りの襟の部分です。

これは長襦袢の上に半襟という布が縫い付けてあります。

半襟は一番汚れる部分を洗って替えられるという機能の他に、

洋服でいうネックレスです。

 

 

長襦袢は袖の後ろから見えます。

 

 

2つ目は袖の後ろの部分です。

着物と色柄を重ねるオシャレができます。

 

 

自分より、見る人を楽しませられますね。

 

長襦袢は袖口からしっかり見えます。

 

3つ目は袖口です。

人間の動きの中で一番動くのは手です。

 

 

袖の中はかなり見えるんです。

 

 

歌舞伎もそんな目で見てみると着物と長襦袢の色合わせがとっても素敵です。

 

 

長襦袢はピンクのぼかしと決まっているように言われますが、

 

長襦袢に気遣うと着物がとってもオシャレになりますよ。

 

 

熊本城ホールで講演します。

1月23日(日)13:45〜

会費 2000円

 

お近くの方、

出張で熊本の近くにいらっしゃる方、

この際、熊本旅行しようかなって方

ぜひいらっしゃってくださいね。

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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