半襟をきれいに着るには土台が大切☆着物の着方で信用を増す

きもの豆知識

「いつも襟を引っ張ってばっかりいるから襟が汚れるんです」

銀座シックスに和菓子屋さんを出店されている良平堂さんの近藤薫さんから相談を受けました。

 

 

「YouTubeでしか着付けを習ったことないので、

一回、きっちりゆっこさんに着付けを教えてほしいと思っていました」

と言われたのが昨年の年末でした。

 

その時のお話はこちらです。

ご縁は「繋がる時は繋がるもの」です2☆着物を着ることの新たな価値

 

近藤薫さんのフェイスブック投稿より

昨年末にお会いして すっかりファンになってしまった山本由紀子さんを訪ねて京都まで

着物の話や 経営のお話 

私も日々 着物来ているのですが ちょっとしたコツで すらりと綺麗に お太鼓も可愛く着こなすレクチャーもしていただき

本当に由紀子さんジャックの贅沢な日でした

着物を着た時に襟がきちんと出ているかどうかはとても重要なポイントです。

 

一瞬見て、襟の出具合で「きちんと感」を感じてしまいます。

 

襟がスキッと出ています。半襟のご相談も受けました。お仕事で着られる薫さんには柄物の半襟より少しベージュやクリームが買ったものの方が良いです。真っ白の半襟より黄色人種の私たちの肌には優しく写ります。

 

 

すっきり半襟が出て、胸元がスキッとしているとても素敵です。

着物の値打ちも上がりますし、

着ている人の価値も上がります。

 

薫さんのようにお店の看板を背負っている人は、

お店の信用度も増すと思います。

 

 

そこで昨日は

土台となる下着の着方から一つ一つ注意すべき点をお教えしました。

 

 

 

着物の着付けはやるべきことをその時に

決して手を抜かず積み上げていくことできれいに着られます。

 

 

澁谷麗子さんのフェイスブック投稿より

 

格上げにみえる綺麗に着物を着るには
ちょっとした手の入れ方、
押さえ方のコツを伝授していただきました。
締め付けない、気崩れない。
着物姿の美しいラインの佇まい。
なによりも心地よい。
丁寧な着方で全然変わります。

やっぱりプロが教えると違う。

帯結びも今まで悪戦苦闘していたのが嘘のように、すんなりと結べました。

 

 

「その時なぜ、それをするのか」

かなり細かいところまでレクチャーしましたが、

食事に行って帰ってくるまで、全く着崩れもせず

ご馳走いっぱい食べられてハッピーな1日でした。

アカガネリゾートさん、雰囲気も食事も素敵でしたよ。

 

 

手抜きしない、

やるべき時にやる、

一つ一つ積み上げる、

着物を着ながら何でも同じだと教訓にしています。

 

これからインスタライブ着物豆知識「きまめ」でも

少しずつコツをお伝えしたいと思っています。

着付け教室やってみたいという方、メッセージくださいね。

 

一回だけでも着れるようになります。

着られる方もスキッと襟が整います。

 

 

熊本城ホールで講演します。

いよいよ、1月23日(日)13:45〜

会費 2000円

 

お近くの方、

出張で熊本の近くにいらっしゃる方、

この際、熊本旅行しようかなって方

ぜひいらっしゃってくださいね。

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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