「縁切り神社」は私には必要ない☆「品格の教科書」P57不思議なご縁のつなぎ方
京都さんぽ
「良い本を書いてくださってありがとうございました」
当店で「品格の教科書」を買って読んでくださった方からのお電話でした。
はじめ誰からかは分かりませんでした。
お話ししていたら、私が小学校の頃、図書館司書をされていてお世話になった方でした。
今はご主人と二人暮らしだそうです。
「孫が今年、大学を卒業して県庁へ就職が決まったので、本を送ってやりたいと思ってね」
そして「他の孫にも」と5冊も注文してくださいました。
本を書かなければお世話になったその方と何十年も経って繋がることはなかったでしょう。
本をたくさん買っていただき、読んでくださる方が増えることは本当に嬉しいです。
本を書いてよかった!
本がご縁をつないでくれたことに思わず目がうるっとしました。
京都には通称「縁切り神社」というのがあります。
正式名を「安井金比羅宮」と言って、八坂神社からバスで一区すぐのところにあります。
悪い縁を切って良縁を呼び込むといわれています。
私はずっとその神社に行ったことがありませんでした。
その前をいくらでも通るのにです。
というのも、全く必要性を感じていなかったからなのです。
どんな人と知り合っても、その時の自分には必要な方なのだと受け止めていました。
「何かでその時の自分に必要だから神様が引き合わせてくださった」
「必要でなければ自然に切れるのだろう」
と思っていたので、気が楽でした。
むしろ、今なぜ出会ったのだろう?
とその出会いの意味を考えることにしています。
そうすることによって、自分がとても自然(ナチュラル)で居られます。
私にとって「ご縁」はすべて大切なものに思えるのです。
縁切り神社さん、ごめんなさい。
「品格の教科書」は全国の書店さん、
またはアマゾンで手に入ります。
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