三島由紀夫も倉本長治も愛した洋食屋さん、熱海「スコット」
熱海の「スコット」はずっとずっと憧れのレストランでした。
商業界の創業者倉本長治さんが愛し、よく通ったレストランであったからです。
三島由紀夫も通ったと言われています。
「それほど人たちが愛してきた洋食屋さんとはどのような店なんだろう」
いつか行ってみたいと忘れることはありませんでした。
以前、商業会のゼミナールが熱海であった時、友人たちはスコットで待ち合わせし何時間も前から開店を待ちました。待つことが嫌いな私は「そこまでしなくてもと」思って、その仲間に加わる事はありませんでした。
でもコロナの時期は人気店がチャンスです。
いつもになく人気店も割合、空いてます。
今行かなかったらもう一生行けないかもしれないと思いました。
そこで友人とスコットで」待ち合わせをすることに決めました。
コロナとは言えど何時から待ってたらいいんだろう並べばいいんだろう?
商業界の友達にメッセージをして聞いてみました。
「最近ずっと行ってないからちょっとわからないな〜」と言いながら
ちょっと遅く並ぶとタンシチューはなくなること、エビのマカロニグラタンもカニクリームコロッケもとてもおいしいこと、並ぶ価値がある事を教えてもらえました。
その話を共有するとみんな面白がって1時間以上前から並ぶことになりました。
確かに1人で並ぶには退屈な1時間もみんなで話をしていればすぐに済みます。1番最初に並べました。
「ちょっと遅いといったん席が埋まってしまえばその人たちが食べてしまうまで長く待たなければいけないよ」とアドバイスを受けました。
果たしてスコットはレトロな洋食屋さんらしい雰囲気を醸し出していました。
タンシチューとエビのマカロニグラタン、カニクリームコロッケをオーダーしました。
どれも味は優しく、タンはトロットロ、噂に違わずおいしかったです。
「来てよかったねー」ほんとに満足!!
帰るとき、もう1時半でしたがまだ並んでいました。
ところで隣にワンタンの店があって、そこにはもっと長い行列ができていました。
ワンタンは食べるのに時間は要らないのに並んでいるんだからすごい人気なんでしょう。
「次回は食べてみたいね」と言いながら、やはりスコットから逃れられそうにないありません。
「品格の教科書」は全国の書店さん、
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