エリザベス女王と品格☆「品格の教科書」P96肝に銘じるべき食事の作法は「心遣い」です
品格の教科書
エリザベス女王が亡くなりました。
国葬の中継を見ながら、これほどまでにたくさんの人々に愛された人は世界中どこにも居ないと思いました。
96歳という高齢でありながら、ほんの数日前に首相の任命式を行い静かになくなるとは最高でしょう。一生を国民のために、世界のために捧げた生涯はまさに天命を全うされたと称賛されます。
「100歳まで生きて死ぬ前日まで仕事をする」と決めた私にとっては老木が枯れて静かに亡くなるのは理想です。
「品格の教科書」三章 ”食の品格”でエリザベス女王の逸話を書きました。
「食べること」は一緒に食べる「共食」を重視してきました。
何を食べるかも大事ですが、一緒に食べることを大切にしてきたのです。(中略)
エリザベス女王はパーティーに招いた賓客がフィンガーボールの水を飲んでしまいました。それを見て、恥をかかせないために自らも飲んだといいます。
多少作法が違っていたとしても食事を一緒に美味しく楽しむことを優先したのです。
食事の作法は美味しく食べるためのルールですが、形を守ることが大切なのではなく臨機応変に考える柔軟さが必要です。
作法は知っていた方が良いです。
身についていれば尚良いです。
それは相手に不快な思いをさせず、気持ちよく付き合うための方法なのですから。
最も大切なのは、相手に対する思いやりなのですね。
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