紅葉の名所、岐阜の横倉寺☆「美濃の正倉院」と言われるお寺
「京都のどこのお寺?」と思われませんか? まるで絵に描いたような美しさです。
岐阜の地元で大好きなお寺「両界山横倉寺」です。
西国33番最後の札所として有名な「谷汲山華厳寺」よりさらに奥にあります。
薬師如来像をはじめ22体の国の重要文化財が安置され、多くの仏像や絵画・書籍を所蔵し、別名「美濃の正倉院」と呼ばれています。
地元では紅葉の名所として根強い人気があります。
実は私にとっても幼い頃から思い出のあるお寺です。
着物が大好きだった横倉寺の先代の奥様はお得意様でした。
一人っ子だった私は、母が着物を見せに伺う時よく付いて行きました。いつもこの駐車場で遊んで母を待っていました。
優しい奥様はときどきご自分が作られた「時雨煮」をくださって、とても美味しかった思い出があります。それが今人気の「ヴィーガン」畑のお肉だったことは後に知りました。
その頃中学生だった息子さん「坂本廣博(こうはく)」さんは、今では叡山学院助教授となっておられます。
今度、お客さまをご案内するために久しぶりに下見に行きました。
横倉寺の紅葉が真っ赤になるのは勤労感謝の日の前後ですが、
10月31日、もう紅葉が始まっていました。
緑や黄色に赤が混じっている紅葉も美しいこと!!
来てよかった〜〜
横倉寺は日本天台宗の宗祖・最澄(サイチョウ)が創建したと伝えられています。
最澄が比叡山延暦寺を開創する際に、霊木から2体の本尊薬師如来像を自ら刻みました。その2体目の薬師如来像を背負って諸国を旅したのですが、延暦22年(803年)横蔵寺のある地まで来た時に薬師如来像が動かなくなったので、ここに寺を建立して薬師如来像を祀ることにしたといわれています。
織田信長の比叡山焼き討ちで失われた御本尊の代わりに横蔵寺の本尊薬師如来像が延暦寺に移され、
その代わりに京都の深泥池から発見された薬師如来像が祀られたと言われています。
階段を登ると右手に重厚な三重塔があります。
裏手へ坂を降りると「舎利堂」の看板があります。
横倉寺は「ミイラ」のお寺としても知られています。およそ200年前に妙心法師という人が断食修行の後、生きたまま自然にミイラ化したとされる貴重な仏様です。その人が横倉出身だったことで、ここでお祀りされています。
その向かいには宝物殿があって、重要文化財の指定を受けている数々の仏像が安置されて居ます。
中でも大日如来、仁王像と四天王像が私は大好きです。
素朴で、お顔がとても優しくていつまでも眺めていたい気持ちになります。
紅葉はもちろん、時期を変えて時々は来たいな〜と思いました。
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