「第46回京裳苑」素晴らしい職人さんたちの思いがこもった着物や帯との出会い1
着物
京裳苑ライブでご紹介したかったのですが、時間がなくて断念。
写真で見てください。
入ったところは振袖のコーナーです。
今年流行のモノトーンの振袖は掛けておいても絵のようです。
着たらまた感じが変わる、それって着物が芸術だと思える理由なんです。
室町時代から、皇室の衣装の御用を賜ったことで「御寮織」と呼ばれた、織司(おりつかさ)
「紋屋井関」さんの帯のコーナーです。
驚くほど糸が繊細で、持ってみるとその軽さに驚きます。
実際に紋屋井関さんの方に説明を聞いて手に取ってみられる体験は感動です。
見方によって虹のように輝く「箔」の帯です。
箔が貼られた薄い和紙を1ミリほどに細く切って1本1本竹べらで緯糸の間に織り込みます。
戸部さんと言われる熟練した織手さんの作品ですが、これが最後の一本だそうです。
着物に合わせてみるとこんな感じです。
室内や自然光では着物を上品に引き立てます。
パーティーなどでスポットライトを浴びると静かに輝きます。
実際に来てみてコーディネート。
こんな風に着物を選べば間違い無いですね。
いろいろな作り手さんの物を会場内のあちこちから集めて、思う存分楽しめる体験が気軽にできるのが京裳苑の楽しみです。
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