明治大正期の素敵な元小学校にワクワク☆チェコの皇室が愛したペテロフピアノ
回覧板に挟まれたイベントのチラシの文字が目に留まりました。「ペテロフピアノ・コンサート」
私がいる町家は明倫学区と言って元、明倫小学校の近くです。京都市内でも最も市街化が進んだ明倫小学校は御多分に洩れず少子化の影響で1993年に歴史を閉じ、なんと7小学校が1校に併合されました。
現在に残るスペイン風の校舎は東洋一の和洋折衷建築と話題になっただけあって、とっても素敵な洋館建ての明治、大正期の建物です。黄色い河原に丸窓や木の廊下、素晴らしいステンドグラスが入ったモダンな懐かしさが漂う建物です。
こちらに来てから友達が来てくれると時々お茶をしに小学校のカフェに寄ります。
お昼時はとても混んでいますが時間を外すとゆっくり出来ますしお昼を食べ損ねた時はとても助かります。お気に入りはハヤシライスです。じっくり煮込んだドミグラスソースの優しい味が気に入っていてどっさり詰め込んであるサラダと飲み物のセットを注文します。
2000年からは京都芸術センターとして展覧会や舞台公演、ワークショップが行われています。
ところでこの写真の絵って見たことありませんか?
大正15年の帝展(院展)入選作で中村大三郎画伯の屏風絵なんだそうです。
中村画伯は明倫学区の出身でピアノと婚約者を描いたもので京都市美術館が初めて購入した作品です。
開校50周年(大正時代)に寄贈された明倫小学校のピアノはペテロフ社製で、チェコの宮廷で重用された最高級のピアノです。豊かな暖かい音色とデザインに魅了されるファンが多いです。
2008年に修復されて絵画に描かれた姿を取り戻しました。この絵のレプリカ制作プロジェクトとして年に2、3回 明倫小学校に伝わるピアノのコンサートが行われています。
気がつくのが遅かったのでもう来週の金曜日29日の夕方です。
プログラムはバッハの「主よ、人の望みと喜び」ショパンの「舟歌」リストの「カンパネラ」など聞き慣れた曲ばかり7曲です。
チラシを見ていたら行きたくなりました。一緒に行きませんか?
絵のように赤い振袖で(笑)とは言いませんが、浴衣か夏着物を着て「サムシング・レッド」何か赤いものを身につけてご一緒しませんか?
よろしければ浴衣でも夏着物でも着付けは私がいたします。楽で着崩れしない山本流の着付けを体験してみてください。
もちろんご自分で着られる方は当店を着付けの場所、荷物置き場としてお使いください。洋服でもいいですよ。
冷たいお茶などご用意していますので寛いでくださいね。
ーーー * ーーー * ーーー * ーーー * ーーー * ーーー
ペトロフピアノ・コンサートに浴衣でご一緒しましょう🎵
日時 6月29日 金曜日 午後7時開演 (6時半開場)
会場 京都芸術センター 講堂 (元明倫小学校) 京都市中京区室町錦上ル
075-213-1000
地下鉄「四条駅」 阪急「烏丸駅」から徒歩5分
会費 3000円 着物の着付け付きです。ゆったり楽な着付けを体験してみてくださいね。
(洋服でも可)
お申込み期日 6月27日 水曜日
お申込み方法 Iinfo@y-yukiko.jp または フェイスブックのメッセンジャーへ
「ピアノコンサートに行きたい」とお名前を入れてくださいね。折り返し返信させていただきます。
集合場所 着付けをされる方は「山本呉服店・京都」へ6時までにはお越しください。
「お茶してからコンサートに行きたい」という方はお申込み時に着付けの時間を打ち合わせさせていただきます。
「由紀子の町家へ行き方」
地下鉄「四条駅」 阪急「烏丸駅」から24番出口(四条烏丸交差点、北西出口)から地上へ、
「LAQUE」というファッションビルの横に出ます。(四条烏丸の3つの角は全て銀行です)
右へ(西向き)歩き、一つ目の信号を超えると「HORR’z CAFE」という大きなカフェがあります。
その角、自販機がたくさん置いてある狭い道を右へ曲がります。(約100メートルくらいです)
約50メートルほど歩いて左へ曲がり、20メートルくらいの右側です。
グーグルマップに [京都市中京区観音堂町451] をコピーして貼り付けてください。
この記事へのコメントはありません。