ゆったりとお茶を飲む時間っていいですね~☆手軽に美味しい「水出し緑茶」を楽しむ

由紀子の日々

「カフェしてね、行くから」京都でお店を作ると言ったら何人もの友だちに言われました。

今はどの業種もカフェ併設のお店が多いですね。洋服や雑貨のお店はもちろん本屋さんやモデルハウスなどでもカフェがあります。実際のところちょっと敷居の高いお店でもお茶できるのなら入ってその雰囲気を味わえるのもいいですよね。

お店側にしても気軽にお店に入ってもらえる「きっかけ」になっています。

京都にも友人に来てもらって日本一の浄水器を入れました。唯一、厚生労働省から認可を受けた浄水器です。

お茶もコーヒーも美味しいのがお出しできるわ!とテンションは上がります。

旅行が大好きだった父と母が自分たちの思い出に買ってきたものばかりです。もう少しあるので使っていただけたらと思っています。

 

洋間の雰囲気はカフェというより「ティーサロン」の雰囲気にピッタリ!

紅茶も良いし日本茶も良いな~

素敵なカップで良い香りを楽しみながらゆったりと音楽を聴きながら美味しいお茶をしたら良い時間が過ごして頂けるでしょう~🎵

 

 

細かい網代編みのカゴにはコンパクトにお茶道具が一式入っています。ピクニック茶会ができます(^^)

 

和室はやはり美味しいお抹茶が良いな。

お抹茶を手軽に味わうゆとりを体験していただきたいから簡単なお点前してお出ししたいなぁ、

なんてどんどん妄想は広がりテンションは上がります。

でもね、

お点前の途中で次のお客様がいらっしゃったらどうするの?

一人じゃどうしようもないでしょ。

現実を前にして妄想はしぼんでしまいました。

 

できないことを無理にやろうとするのはやめよう!

自然体で自分が笑顔でお客さまをお迎えできることを考えようと気持ちを切り替えました。

 

そんなことを考えている時、家へ帰ってたら黒板にメモが貼ってありました。山本呉服店では毎月おもてなしのテーマを決めて3店舗、l同じようにお茶とお菓子をお出ししています。

今は話題になっている「水出し緑茶」です。

毎日、誰でも同じように美味しい緑茶がお出しできるように量と出し方、茶殻は捨てずにふりかけにするように書いてありました。

 

手軽さと便利さでお茶はペットボトルが主流になっています。急須でお茶を入れる文化も失われようとしています。ひと手間余分にかかるのも理由ですが、入れ方によって味がうまく出ないのもその理由だと思います。

緑茶は熱いお湯を注ぐと香りも甘みも飛んでしまいます。湯冷しや茶碗に入れて60度位に冷まして茶葉に注ぎます。

 

緑茶はお湯の温度の調整が面倒です。上手く入れられたらとても美味しいのに下手に入れると味も香りもなくなってしまいます。それがもったいなくて私もあまり緑茶は飲まなくなりました。

 

水出しならば簡単に誰でも美味しいお茶が入れられます。甘くてコクがあって、お店でお出ししていてもとても好評です。

茶葉は商業界の勉強会でとても親しくさせていただいている新潟のお茶屋さん「浅川圓」さんから取り寄せています。

古舘邦彦さんとは経営の勉強会「商業界」でとても親しくさせて頂いています。

 

浅川圓さんは30年以上も前から九州と静岡の契約農家さんで無農薬有機栽培のお茶を作っていらっしゃいます。今ほど意識が高くなかった時代に農薬を散布しない栽培はとても困難なことばかりだったそうです。よその畑が農薬を散布するとしていない畑に虫が寄ってきて収穫できなくなったり、農薬をした畑の人から虫が逃げるところを作っているから効果がないと農家さんに怒鳴り込まれたりしたそうです。「もうやめたい」という農家さんを説得し、信念を持って無農薬にこだわったお茶は本当に安心して飲めます。残った茶葉もビタミンをたっぷり含んでいるので「ふりかけ」を作っています。

ガラス器は先日有田で買って来たものです。

 

浅川圓さんの茶葉を使って素晴らしいお水でじっくりと水出ししたお茶を京都でもお出ししようと思います。忙しい時や携帯にはペットボトルも手軽でいいですが、ゆったりと美味しいお茶を飲む時間も大切にしたいですね。

ぜひ試飲してみてくださいね。

 

「お家でも美味しいお茶を飲みたい!」という方には京都でも浅川圓さんの茶葉を置いていますのでお家で作ってみてくださいね。85グラム入り450円(税込)です。

無農薬だけあって後味がとても爽やかです!子供さんにも飲ませるからと好評です。

 

山本呉服店の通信(新聞)5月号で「お茶のあれこれ」を特集しました。

5月号はカラ−8ページ、モノクロ4ページの全12ページです。毎月社員たちがそれぞれの記事を受け持って皆で協力して作っています。

 

バックナンバーですので3部しかありませんが読んでみたい方にはお付けします。よろしかったら読んでみてくださいね。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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