染屋さんの会社ってこんな所☆台湾「故宮博物館」の陶器を着物や帯に

由紀子の日々

「ちょっと打ち合わせに寄っていいですか?」

京都のサロンからオンラインで講演会の配信をした翌る日に、ほっ!

モーニングに行った帰りに染屋さんの担当者に突撃電話。

 

 

6月にみやこめっせで開催している「京裳苑」で毎年出品していただいている西原さんへいきました。

 

台湾の故宮博物館の栞を渡しに行きました。

 

実は、この前久々の海外旅行、友人と台湾へ行ってきました。(そのお話はいずれ、また)

故宮博物館は収蔵品がものすごく多いので有名です。

しょっちゅう展示物が変わるので、たまたま訪れた偶然を楽しむしかありません。

 

その時展示してあったのが、中国・清の乾隆帝時代(1700年代)の陶器の特別展示でした。

 

私たちに一番人気だった陶器。

 

その陶器が色も柄も本当に可愛くて、可愛くて、

きゃー、きゃー、言って、写真を撮りまくってきました。

濁りのないビタミンカラー、色の合わせ方が素敵です!!

 

 

日本の博物館と違って、撮影は自由!

公然と写真が撮れるのが、なんか不思議な感覚だったのですが、感謝、感謝!

 

 

「こんな着物があったらいいのに・・・」

 

私もそれが着物になった時、かわいい着物や帯を着ていらっしゃるシーンが目に浮かびました。

何点もがその候補に!

 

 

作ってもらお〜ーー

 

 

このテイストは西原さんだわ。

きっとこの思いを染めてくださるだろうと思ったのでした。

 

 

色や雰囲気がしっかりしたイメージにあるうちに、西原さんへ製作のお願いに行きました。

 

 

[染屋さんってこんな所]

西原さんの会社へ入ったところには、布がぞろぞろ下がった分厚いものを発見!!

 

染めた色柄を保存してあります。

 

中を広げるとこんな感じ。

 

写真と生地と実際の色が確認できます。

 

染めた反物の柄の配置と全体がわかるような写真と、

色や生地の織り方や風合いは実際の布の切れ端で確認できるようになっています。

 

 

染める白生地も積んでありました。

 

染める白生地が入荷しています。

 

反物を巻く芯木が一番上の棚に突っ込んでありました。

 

これ、何かわかりますか?

反物を巻く棒、芯木です。

しっかりした段ボールのものと木とありました。

 

京裳苑以来、久しぶりに会ったので、近況や雑談をしながら無事伝えて早々に帰ってきました。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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