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着物と洋服のコーディネート、帯合わせのポイント☆お客さまとのお付き合いが代々続くのは嬉しいことです。

着物

「お正月におばあちゃん家に行ったら、ゆっこさんが京都にお店を出されたと聞きました。いつならいらっしゃいますか」とメッセージを下さったのは山本呉服店代々のお客さまNさまでした。おばあちゃんが着物が大好きでお母さまが結婚される時たくさんの着物を作って頂きました。そしてお孫さんのNさまは京都の大学へ入学され、成人式の振袖も大学の卒業式の着物もおばあちゃんが作ってくださいました。そして今も京都に住んでいらっしゃいます。

 

「1年二、三回くらいはレンタル着物を借りて着るんです」

「えーー、いい着物がいっぱいあるのに、」

「持ち込みで着せてもらおうと思うととても高いんです。レンタルパックの方が安いので」

「当店の着物なのでここで着せてあげるよ」

「じゃあ、2月に帰るので見てきます。私、着物が好きなので」

せっかく良い着物、似合う物が作っていただいてあるのに着付けが高くて着られないなんて悲しいです。やはり本物の着物を着て欲しいです!当店で買って頂いた着物はさろんで着付けさせて頂きます。着て頂きたいですもの!

 

身長が170センチ以上あるモデルさんみたいなNさまには大きな柄の小紋を着ていただきました。

 

 

帯が変わると印象がガラッと変わりますね。

 

洋服のコーディネートは柄物には無地を合わせますが、着物のコーディネートでは柄の着物に柄の帯を合わせます。というのも帯の面積が広いので柄の着物の上に無地の帯を持って来ると帯で上下が分断されてしまいます。

そこで着物の中に使ってある色などで関連を持たせるように合わせます。またこの着物の柄は菊で古典柄です。古典ぽい感じを優先すると下の写真の様になります。一方、この着物のデザインは市松(チェック柄)であることに注目すれば上の写真の様にモダンな色柄を合わせます。

どちらを選ぶかは着られる方の個性です。

帯は着物に合わせるのではなく、着る方の雰囲気に合わせるものです。

お母さまの着物でもどなたかから頂いた着物であっても色柄は基本的に着られます。自分らしい帯を合わせればいいのです。

 

「きれい!おばあちゃんに写真を見せます」ととてもニコニコしっぱなしでした。

 

「レンタル着物を着てどこへ行くの?」と聞いてみました。

「この近くの甘味屋さんに行きます。先週も行ってあんみつを食べてきたんですよ」と2軒のお店を教えてもらいました。私も行ってみようと思います。きっと着物を着ていくのが似合うお店なのでしょう。

 

「友達と行ったの?」と聞いてみると

「いいえ、一人で。着物友達がなかなかいないんです。」

誰かが言っていました。着物女子は孤独だって!

普通の友達はいても、着物で行こうと誘うと「いいわ」と言われてしまうそです。当さろんが気軽に着物女子のたまり場となるといいな〜と思いました。そしてそこで友達ができるのはもっと素敵です!今年はそんなことも目標にやってみたいと思っています。

 

 

それにしてもおばあちゃんからお母さまへ、そして孫さんへ。普通はおばあちゃんだけのおつきあいで終わってしまうのでしょうけど、こうしてお孫さんが一人でも来てくださるって本当に嬉しかったです。

 

山兵、京都さろんで

「着物体験」をしてみませんか。

1 お茶をしながらお話を伺います。

着物ってその方の雰囲気で着るものです。どのような方で生活の中でどのようなシーン(場面)で着られたいのかお話しを伺います。

2 実際にお似合いになりそうなものをご提案します。

3 お好みと合えば試着していただきます。(反物のまま着物を着たスタイルに仕上げます)

4 着物の写真を撮ってその場でスマホ等に差し上げます。

着物着装体験と写真撮影して写真プレゼント、サロンでお茶とお菓子付き   1,000

 

「体験プログラムをやってみたい」と思われる方は京都さろんへ来れそうな日を第一、第二希望をメッセージに書いてお申込みフォームを送信してくださいね。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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