着物の着方でスリムで脚長に見せるポイント1おはしょりの長さと役割☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う21

ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う

着物は着方でとても素敵なイメージを作り出せます。よりスリムで脚長に見せる方法です。

ポイントはおはしょりの長さです。「おはしょり」って何?って方はこちらを見てくださいね。

着物をスリムに脚長に着る方法1「おはしょり」って何?☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う20

 

おはよりが長いとこんな感じ。

 

上の写真と比べてどうでしょう?

おはしょりが長すぎると足が短く見えてしまいます。反対に短すぎると座った時に上へ上がってしまいます。

おはしょよりは6〜7センチ、人差し指くらいの長さを目安にすると良いです。

 

 

ところで、おはしょりがあるために着物を着ることが難しくしてしまっています。

ずっと以前ですが、おはしょりがなければ男性の着物のように前を合わせるだけで着られて着物が簡単に着られる、着物が普及するということで文部省が音頭をとって「ひとりだちの着物」を推進したことがありました。

おはしょりがない着物はこんな感じです。

おはしょりがないとカッコ悪くないですか?

やたらと腰の太さと下腹が目立ってしまいます。本当にかっこ悪いですよね。

おはしょりはデザイン的にも着物を素敵に見せる重要なものなんです。

まとい方だけで今の時代にも美しいと思えるスタイリングに自在に変われる着物って素晴らしいです。それぞれの時代の美意識や生活スタイルに合わせられたからこそ1,000年以上も歴史が続いたのですね。

 

何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」へ行きましょう!

 

第42回 京裳苑

◾️  とき   5月31日 (金) 6月1日(土) 2日(日)

◾️  場所   京都 みやこメッセ 1階  ( 平安神宮前 )

◾️  入場料  無料

「京裳苑」ってどのような催し? どんな内容なの?

 

6月は着物のメーカーさんが秋冬物の新作を業者に向けて一斉に発表する時期です。それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが「京裳苑(きょうしょうえん)」です。今年で42回目になる京裳苑は岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り一堂に出品してくださる業界でも唯一の素晴らしい展示会です。

3日間の会期中はそれぞれのメーカーさんの社長さんもしくは制作責任者の方々が会場へ来て頂け、自社のこだわりや制作秘話、思いなどを直接聞けるのも楽しみです。自分の手に入れたものがどのようなものであるかを知るとかけがえのない大切な宝物になります。

42年続いているのはひとえにお客さまの支持があってこそです。結婚前に親子で京都で選んで作っていただいた思い出と変わらぬ色柄の良さで、また代が変わっても親子、孫と一緒に京裳苑で選びたいと来ていただいています。

見たいという方はお申込みフォームに書いてポチッとしてくださいね。

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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