着物をスリムに脚長に着る方法1「おはしょり」って何?☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う20
ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う
着物をスリムに脚長に見せる着方のポイントの一つは「おはしょり」です。女性の着物にはありますが男性の着物にはありません。
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おはしょりは長く仕立てた女物の着物を着るときに、腰のあたりでたくしあげた部分です。
おはしょりは優れた3つの機能を持っています。
1 胴のしわを隠し、腰の形を整えることができます。
2 裾(すそ)が傷んだ時切り取って仕立て直すことができます。
3 身長が違う人が着てもこの部分で調整して着ることができます。
江戸時代前期までの着物は、小袖(こそで)と言って対丈(ついたけ)(着丈)でしたが、江戸中期には身丈が長くなり室内では裾を引いて着ていました。外出のときは「裾からげ」といって、抱え帯(しごき)を締めてたくしあげ、裾を短くして歩きやすくしていました。今日のような形におはしょりをするようになったのは、明治中期になってからです。
おはしょりはデザイン的にも着物をかっこよく見せるのに重要な役目を担っています。もちろん脚長に見せるのもおはしょりです。
明日につづく
何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」へ行きましょう!
第42回 京裳苑
◾️ とき 5月31日 (金) 6月1日(土) 2日(日)
◾️ 場所 京都 みやこメッセ 1階 ( 平安神宮前 )
◾️ 入場料 無料
「京裳苑」ってどのような催し? どんな内容なの?
6月は着物のメーカーさんが秋冬物の新作を業者に向けて一斉に発表する時期です。それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが「京裳苑(きょうしょうえん)」です。今年で42回目になる京裳苑は岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り一堂に出品してくださる業界でも唯一の素晴らしい展示会です。
3日間の会期中はそれぞれのメーカーさんの社長さんもしくは制作責任者の方々が会場へ来て頂け、自社のこだわりや制作秘話、思いなどを直接聞けるのも楽しみです。自分の手に入れたものがどのようなものであるかを知るとかけがえのない大切な宝物になります。
42年続いているのはひとえにお客さまの支持があってこそです。結婚前に親子で京都で選んで作っていただいた思い出と変わらぬ色柄の良さで、また代が変わっても親子、孫と一緒に京裳苑で選びたいと来ていただいています。
よろしかったらご案内をお送りしますので、お申込みフォームにアドレスをお知らせください。ご案内状もありますので送って欲しいという方はメッセージの欄にご住所を書いてください。
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