お客様の笑顔を思いながら農業をする友だち☆友だちから学ぶこと
「自分の強みを生かしてやっていくことにしたの」商業界でお友達の廣瀬真紀子さんが阿寒湖のホテルへ来てくださいました。
「今日、たまたま近くで研修があっってね」
そんなことってあるんですね。会えて嬉しかったです。
彼女は北海道の道東、摩周湖近くの川湯温泉で「ファクトリエ リッコ」という名前で一人で有機の無農薬野菜を育てていらっしゃいます。近いとは言っても山を一つ越えねばならず1時間かかるそうです。
北海道は広い!
「この頃、どうなの」と聞くと
「北海道は7月にめちゃくちゃ暑くてメロンなんかが焼けたりしてやられちゃったの」と言いながら、とても元気そうでした。
正直なところ、北海道は大型な農業しかイメージできなかった私にとって女性一人で農業をやってどうにかなるんだろうかと疑問に思っていました。周りから聞いていても○クレンの力が強大で支配されているイメージがあります。
「こだわっているレストランのオーナーさんに野菜を使ってもらっているの。特にハーブやエディブルフラワーが多くてね。シェフはそういったものを使いたいと思っていてもそんなに詳しい人はなくて私が教える立場なの。偉そうな言い方だけど私の方が主導権を握れるから強いわ。利益も取れるしね。」
「同じものをたくさんよりいろいろあった方が良いしね」
「○クレンには散々いじめられているけど」と、ニコニコ。
去年は有機栽培を学ぶセミナー「坂ノ途中」で研修を受けるため、京都へ一週間滞在していらっしゃったので京都店へも来てくださいました。
彼女はたくさんのアレルギーを抱えていてランチを一緒にしようとしましたが、小麦粉はじめ 卵も、、あれダメ、これダメ、結局お寿司屋さんしか行くところがありませんでした。
だからこそ体にいいものを作る勉強は人一倍していらっしゃいます。
彼女の元気と余裕はそういうことだったんですね。
「ハーブやエディブルフラワーの種を買うときも土を買うときも花が咲いた時もお皿に乗ってお客様が口に運ぶところをイメージしているの」
素晴らしいと思いました。
彼女は意識していませんでしたが、商業界やいろいろなセミナーに足を運んで勉強しているのはこういうところで役に立っているんだなあと思いました。
「今はまだ小さくなっているけどもう少しすれば○クレンのお世話にならなくてもやっていけるわ。」
彼女は買ってくださる人、シェフ使って喜ばれそうなものを作り、その先のお客様の笑顔を想像して農業をしているとは、なんて素晴らしいんでしょう!
彼女に会えたのは決して偶然じゃないと思いました。
ホテルの前まで真紀子さんを見送って握手した時、気持ちの底から彼女に会えたことを感謝しました。「私、頑張るね」と涙ぐんで握った手に力を込めた彼女に
「私こそ!」と本当に感謝しました。
「帰りの飛行機の中ででも食べてね」
きちんとカットした甘いメロンを食べながら今日彼女が教えてくれたことを思い出していました。
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