「この着物、私着られる?」どこをチェックすればいい☆着物のサイズを簡単に見極める方法
お休みにお家の中を整理して断捨離されている方もあるのではないでしょうか。久しぶりにタンスを開けてみて
この着物、着られるかな?
この着物のサイズは私に合っているのかな?
着られるかどうかのチェックポイントは3つです。
1、着物の丈
[女性の着物]
女性の着物はおはしょりをするので、着物の丈(長さ)が短いと着られません。
おはしょりの短い着物は着にくいです。
長さの目安は身長と同じ長さです。
頭から肩までの長さは身長とはあまり関係なく一定です。その分がおはしょりになります。
腰ひもを高い位置でするか、低い位置でするか 肩がいかり肩かなで肩か、肩に肉付きがよいかどうかによっても違いますが、概ね身長の長さがあれば適切です。
[男性の着物]
男性の着物はそのまま羽織って前を打ち合わせるだけ(対丈:ついたけ)なので実際に羽織ってみると良くわかります。
長ければひきづりますし、あまり短いと足が出て格好が悪いです。
実際に羽織って見られない場合、身長による一応の目安はありますが、胸の厚みや肩の肉付きで長さは大きく変わります。また瘦せ型か太っているか、お腹が出ているかなどによっても全く変わります。
明らかに長い、短いのは目視でわかりますが、実際に着て見られるのをお勧めします。
2、着物の裄(手の長さ)
手を水平に伸ばして、手の指先から指先までが身長です。なので身長の2分の1から手のひらの長さ、約15センチを引いたものが裄の長さとなります。
例えば、身長160センチの方は 80−15=65センチ が裄の長さです。
しかし、最近の傾向として裄はかなり長めが好まれます。
洋服を着慣れている感覚からすると、この基準ではかなり短く感じます。身長から割り出した長さより4センチ以上は長くないと着れない感じがするかもしれません。
と言っても
裄の長さは着物の幅で限度があります。限りなく伸ばせるものではありません。
反物(着物の横幅)の2倍から縫しろやキセ(縫しろを被せて綺麗に見せるもの)分を引いた長さが限度です。
3、着物の幅(身幅)
羽織って腰から下を巻きつけた時に、前の部分が二重にならないと着にくいです。
せめて3分の2重ならないと着崩れの原因になります。
いかがでしょう。
長さは身長と同じ
裄と身幅は羽織ってみて十分ゆったりしていることをチェックしてみてください。
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