「蘇民将来子孫者也」の教え☆目に見えない物を感じる

日本文化であそぼ

「もう祇園祭も終わりやね~」蘇民将来のお札がついた会席料理の八寸を見て7月も終わることに気付きました。京都の会席料理やさんでは7月にはこのお札がよく添えられています。

 

祇園祭は鉾の巡行が有名ですが、7月1か月間いろいろな神事が行われる長~いお祭りです。祇園祭は1200年前に疫病が流行し、それを鎮めるお祭りとして始まりました。「蘇民将来子孫者也」(そみんしょうらいの子孫の者なり)は疫病除けのお札です。

 

昔、牛頭天王(ごずてんのう)が旅の途中、伊勢で日が暮れて困りはて一夜の宿を探しました。裕福な弟、巨旦は断わりましたが、貧しい兄、蘇民は快く泊めてもてなしました。牛頭天王(スサノオノミコト)は疫病がやってくることを告げ、腰に茅の輪をつけて蘇民の子孫であると木札をつけた者は疫病から守られると告げました。蘇民の家族、子孫が疫病から守られました。

 

6月末の「大祓」に茅の輪くぐりをするのはこの謂れからとされ、日本の各地で玄関に木札をつけて悪災疫除けをする風習が残っています。

大祓についてはこちらを見てください。

6月30日は夏越祓(なごしのはらえ)水無月を食べる日☆日本に続く歳時記を生活に取り入れてみるのもいいですね。

夏越しの大祓も着物でハッピー!

 

 

京都の八坂神社では祇園祭で「蘇民将来子孫也」の護符を身につけて祭りに奉仕します。7月31日には、蘇民将来をお祀りする八坂神社境内「疫神社」で夏越祭が行われ「茅之輪守」と「粟餅」が配られます。

 

疫病を封じるために始まった祇園祭は長い年月を経て、お祭りという「形の継承」になっているように思えます。医学の発達した現代では「昔の人の祈り」「歴史上の出来事」のように感じていました。今、人間の力で解決できない事態に、その頃の人たちの思いも身近に感じられます。

なんでも人間の力でコントロールできるという驕りを戒められているように思えます。

 

同時に「目に見えないもの」だけを信じる危険性を教えられているのかもしれません。

 

 

高原の森ではたくさんの鳥たちが代わる代わる鳴いて、その声に癒されます。

 

高原ではウグイスが鳴いていました。鳴き声をたどって姿を探しても姿は見えません。でもちゃんと居るんです。

 

顕在意識(自分で考えたり自覚していること)と潜在意識(意識していない意識)の関係が10パーセントと90パーセントと言われるように、眼に見える世界と見えない世界も同じなのかもしれません。

 

目に見えない世界を知るには「気配を感じ取る」能力が必要なのでしょう。

自然に触れる、芸術を楽しむ、普段しないことをしてみる、、など感性を磨いて感じ取るしかないのでしょうね。

 

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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