「まあ、いいか」は自分の価値を下げる☆「品格の教科書」P128お天道様が見ているのはあなたの本気です。

品格の教科書

「予約の全部キャンセルは堪忍してくださいね」

「もちろんです。ほぼ間違いない人数ですので」

京都みやこメッセで開催の着物新作発表会「京裳苑」でお客様のお食事を予約した時のお話です。予定が確定しないお客様のために、概算で予約をお願いしました。返ってきた言葉がそれでした。

 

 

「土日なので全部キャンセルになるとお席が空いてしまうので」と困った言い方でした。

予約して席を止めておきながら、全部キャンセルしてしまう客もいるのだと思いました。

とても気の毒です!

 

お料理は食材を集め、手間をかけて作られています。

 

お店にしてみれば食材を仕入れし下ごしらえをして、席を確保します。

それが全て無しになってしまったのではダメージも大きいです。

予約を余分に取ることもできません。

ポチッ、一つで相手に迷惑をかけて良いのでしょうか?

 

 

 

少し前までは「一見さんお断り」と言っていた京都の老舗でも今はネット予約ができます。

予約サイトの中には先にカード決済を求めるところもあるようです。

一般に、簡単に予約が取れるということは裏返せば、簡単にキャンセルできます。

 

キャンセルしたり、行かなかったりすることは、自分の都合を一方的に相手に押し付けることになります。

 

自分勝手な考え方です。

 

お店はその日その時間のためにお席を空けて待っていてくださいます。

 

 

良いことも悪いことも「するのは自分」で、誰も知らなくても自分は一部始終を知っています。

 

 

 

相手のことを思いやることができない行動や

「まあ、いいか」の考え方は、自分の価値をどんどん低くしていくことになるのではないでしょうか。

 

 

第45回 京裳苑

 

■ とき   6月4日(土)5日(日)6日(月)

■ 場所   京都・平安神宮前 みやこメッセ

■ 主催   (株)山本呉服店

 

*山本呉服店のお客様、特別ご招待の方のみとなります。

見てみたいと思われる方はお問合わせからメッセージを入れてください。

 

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「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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