「一目千本」吉野のお花見は下千本から奥千本まで満開

旅行

「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」(よみ人知らず)

毎月のように月を鑑賞する月があるけれど名月を見る月といえばまさに今月のこの月だね

という有名な和歌がありますが、まさに昨日の吉野の桜は

「桜見る桜は多けれど、今年の桜はこの吉野の桜」でした!

 

 

yahooニュースでもこの日に記事が載っていました。

吉野の桜「一目千本」が見頃 マスク花見、感染対策徹底

 

 

「本質構造学」を学ぶための社会人大学エッセンシャルマネージメントスクールの友人たちと昨年、吉野へ修験者体験に行きました。

その時のお話はこちらです。(その他の修行のお話は最後にもあります。)

奈良、吉野の修験体験1

奈良、吉野の修験体験2☆奥千本への道

 

その体験は素晴らしく、いつか吉野の桜を見たいと願っていました。

心友が誘ってくださって!!

こんな早く実現するとは思ってもみませんでした。

 

修験者体験に行くまでは吉野は古代からの桜の名所で、和歌に詠まれる桜の名所だと思っていました。

吉野は「祈りの場」なのですね。

 

そのための桜だったのです。

 

台風直撃の中で半日以上も山歩きをしたからかもしれませんが、なぜか懐かしい場所に変わりました。

 

下千本

 

下千本の駐車場に車を止めて、そこから歩行者天国になっていて急な山道を登っていきました。昨年の体験がなければとても歩けなかったでしょう。歩く気にもならなかったと思います。

 

中千本

 

上千本、桜本坊さんの講堂はもみじの新緑に包まれて清々しかったです。

 

吉野、上千本。桜本坊さんの講堂からの眺めです。

 

奥千本から中千本の金峯山寺を望む爽快な風景です。はるか先に見えるお堂が金峯山寺です。そこが中間地点。我ながら、こんな高い山まで登ったもんだ!

 

これぞ「一目3千本」の吉野の桜でしょう。

 

 

下千本はもう満開を少し過ぎていましたが、それでも中千本、上千本、奥千本まで一気に満開を迎えていました。

 

普通は里の方からだんだんに桜前線が上っているので一部分が満開の景色が見られても一気に満開になることなんて無いと言われました。

 

なんと幸運なんでしょう!

本当に素晴らしい日に吉野のお山が迎えてくださったと思いました。

 

 

それは見事な様でした。その様を見られたのは本当に幸せでした!

 

 

 

桜も毎年同じではありません!

 

今年の桜は、ふくよかで華やかにポコポコに咲いていました。

本当に可愛らしくて写真を撮りまくりました。

続く

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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