着物と帯、帯揚げ帯〆のコーディネートのポイント2
「どれとどれを合わせたらいいか、見てもらおうと思って・・」
Kさまは小紋の着物2枚、名古屋帯2本、帯揚げ2枚、帯〆2本持っていらっしゃいました。
お茶のお稽古やお茶会に行くなら着物も帯も良い格のものです。
着物と帯の合わせ方の基本は
1、着物、帯に有る色が一色入っていると馴染みやすい
着物がクリーム色ですが、帯に細かい金糸が織り込んであるのでシックリします。
2、季節感で決める
春は春らしく、秋は秋らしく
春は明るい春色を着たくなるように、淡い色に淡い色の帯を合わせるのは春らしくていいです。反対に秋にあまり白っぽい色ばかりで合わせると季節感と会いません。
3、全体のバランスが大切です。
下に並べておいてもイマイチ間違います。
全体のバランスを見るには
立って上から見ましょう。
着物を着たのを見るのは相対して見ます。下において見るのでは角度が間違います。
できれば少し離れて見てみると全体のバランスがわかります。
帯揚げと帯〆の合わせ方は
1、まず「帯揚げと帯〆は同じ色が良い」という思い込みをやめましょう。
着物は縦長のシルエットです。そこに帯揚げと帯〆で横線が入るわけです。それが同じ色では目がそこに集中します。特に帯〆は濃い色でびしっと締めることが多いので、帯揚げまで同じ位rを選ぶと濃すぎる場合が多いです。
あくまでも、全体のバランスを見て決めましょう。
2、色を合わせ過ぎない
写真では見難いのですが、帯〆はもう一本クリーム色がありました。洋服の感覚でいえばそちらの方が合っているように思いますが、あえて紫を選びました。
同色のクリームでも悪くはないのですが、つまらない取り合わせになってしまいます。
着物が暖色系なので寒色系の紫にすることによって、帯〆が淡い色でも締まった感じになります。
3、迷った時は着ながら鏡で合わせてみる。
これが一番確実だと思います。できれば、前日までにざっと着てみて合わせるのがいいですね。
面倒くさい?・・・
その手間も楽しんじゃってくださいね^^
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第43回 京裳苑
熟練した職人さんがきちんと作られた一生ものの着物や帯がたくさん見られます。いろいろな作風や、普段では見られないデザインや技術によって作られたものが心ゆくまで比べられ、本当にお似合いが見つかります。
6月4日(金)5日(土)6日(日)
京都、平安神宮前 みやこメッセ
着物や帯を製作していらっしゃる染屋さん、機屋さん、和装小物屋さんが20数社出品する大規模で本物に触れられる一年に一度の機会です。
それぞれの作風や色柄があります。それを一堂に比べ、着て見られる機会です。
昨年はコロナでやむおえず中止しましたが、年1回42回続いている伝統の展示会です。
京裳苑の会場はこんな感じです
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