着物のコーディネートはどのようにするか1☆着物と帯、帯揚げ帯〆のコーディネートのポイント
「今日は着物のファッションショーをしようと思ってたくさん持ってきました」
1週間も旅行に行けそうな大きなキャリーバックを持ってKさまが着付け教室に来てくださいました。
中には小紋2枚、名古屋帯2本、帯揚げ2枚、帯〆2本が入っていました。
着付けがしっかりできるようになったら「着物を着てお茶のお稽古にいきたい」そうです。
着物をコーディネートするときに考えるポイントは3つです。
1、着る場所を考えて着物を選ぶ
着物には格があります。洋服のドレスコードのようなものです。
着る場所にふさわしい格の着物を選びます。
戦前までは毎日が着物生活だったので、普段着、お出かけ着、儀式ーその場所によっても着るものが違っていました。しかし現代はほぼ洋服を着ています。
着物を着ることそのものがきちんとした印象を与えます。
以前の着物の格にそれほどこだわる必要はありません。
行く場所、お会いする人に失礼にならないことの方が大切です。
例えば、お茶席は着ていく着物がほぼ決まっています。お席によっても違いますので、分からなければ先生や長く習っていらっしゃる先輩に聞いてみるのもいいでしょう。
結婚式も正式にホテルや結婚式場で行われる場合からレストランウエディング、チャペルで式だけを行われる場合までいろいろです。ご親戚などがきちんと着物を着られる場合はそれに合わせて格の高い着物を着て行った方が喜ばれます。反対に友達同士のパーティーのような結婚式にあまりバリバリの高い格式の着物を着て行ったら浮いちゃいますよね。
周りの空気感に合わせるのも大切です。
2、まずは着物と帯の格を合わせる
格が違う着物と帯をあわせるのはおかしいです。
例えば素朴な紬の着物にキラキラした袋帯をあわせるのはおかしいです。
反対に留袖や訪問着など格の高い着物には金銀の入った袋帯や唐織の袋帯をあわせるべきです。
3、着物と帯、帯揚げ帯〆の色は洋服の感覚であわせる
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第43回 京裳苑
熟練した職人さんがきちんと作られた一生ものの着物や帯がたくさん見られます。いろいろな作風や、普段では見られないデザインや技術によって作られたものが心ゆくまで比べられ、本当にお似合いが見つかります。
6月4日(金)5日(土)6日(日)
京都、平安神宮前 みやこメッセ
着物や帯を製作していらっしゃる染屋さん、機屋さん、和装小物屋さんが20数社出品する大規模で本物に触れられる一年に一度の機会です。
それぞれの作風や色柄があります。それを一堂に比べ、着て見られる機会です。
昨年はコロナでやむおえず中止しましたが、年1回42回続いている伝統の展示会です。
京裳苑の会場はこんな感じです
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日本最大級の質と規模の展示会で選びたい放題!☆「京裳苑」(きょうしょうえん)にワクワク!
明日からいよいよ第42回京裳苑が始まります☆京裳苑の時の私たち
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