襟の裏の仕付け糸を取ってしまったので、襟がぶかぶかになってしまいました☆お問い合わせにお答えします。

きもの相談

ホームページのお問い合わせからメッセージをいただきました。

実は、とても嬉しかったです。

というのも、読んでいてくださる方が、どんなことに困られているのか? 何がわからないのか?どっぷり浸かっていると分からないのです。

 

自分が当たり前にしていることこそ、重要なことだったりしますので、こうして具体的に聞いていただけるのはとてもありがたいです。

 

 

読んでくださったしつけ糸のブログ記事はこちらです。当ブログの中でも人気記事です。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

着物のシツケ糸、どれを取ったらいいの?『取るしつけ』『取ってはいけないしつけ』の見分け方!

 

 

[お問い合わせメール]

着物のしつけ糸の記事を読ませて頂きました。

娘の成人式の振袖の、「襟裏のしつけ糸」を取ってしまいまして、そのことにつきましてご質問させてください。

「襟裏のしつけ糸は襟を折るから見えないので、大きく縫われていても取らない。取ると襟がブカブカになってしまう」

とのことでしたので、

自分でしつけ縫いをしました。

和裁の経験はありません。

 

できるだけ表地に抜い目が小さく出るように、一目落としのような縫い方で、普通針、絹糸で縫いました。

縫い目はあまり綺麗ではありません。

 

●たとえしつけ縫いとはいえ、素人が振袖を縫うなどど、かなり無謀だったのでしょうか(とても縫い辛かったです)

●襟裏しつけ縫いの「表地」の画像をネットで見つけることができませんでしたが、襟裏のしつけ縫いは、襟表にもその縫い目が出るということでしょうか。

どうぞよろしくお願い致します。

 

[お答えします]

襟の表の写真が添付してなかったので、こちらをご覧ください。

まず、襟の裏にはこのように大小のしつけ縫いがあります。

振袖でも無地着物でもしつけの仕方は同じです。取ってしまわれた襟のしつけ糸は白い裏地を止め付けるように、こんな感じの大小しつけ(長いのと細かいのが交互になったしつけ糸です)がしてあります。

 

襟裏のしつけ縫いは、襟表にもその縫い目が出るということでしょうか。

 

襟の表はこんな感じで糸目が出ています。

生地が凹んで見えるのがしつけ糸で縫ってある部分です。

 

少し凹んで見えるのがしつけ糸です。物差しを見ていただくと針目がわかりやすいかもしれません。

 

 

メッセージではご自分でしつけ縫いをされてキレイでないことをご心配されていますが、この部分は着る時は中に折り込んで着ますので見えない部分です。

 

襟は幅いっぱいに着るのではなく、胸元に添って折って着ます。

 

着付け師さんが襟を折って着付けされますので影響はありません。

 

ご心配は要りません。

●たとえしつけ縫いとはいえ、素人が振袖を縫うなどど、かなり無謀だったのでしょうか(とても縫い辛かったです)

 

一生懸命縫われたことにはお嬢様への愛情が感じられて、本当に頭が下がります。

振袖は大抵、生地は絹です。絹糸は大変細く、糸目もしっかり織ってあるのでとても縫いにくかったと思います。

 

 

着ることにおいて支障はありませんが、もしきちんとしておきたいと思われるようでしたら

しつけ縫いをさせていただくこともできますので、よろしかったらお申し付けください。

 

お問い合わせありがとうございました。

 

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着物や着物関連のこと、その他お答えできることは何でもご返答しますので、お気軽に聞いてくださいね。

質問、大歓迎です。

 

 

てくださいね。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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