営業時間よりも、おもてなしを優先します☆山本呉服店、京都店「山兵さろん」オープン

由紀子の日々

「いっそ今日、仮オープンしちゃえ!」

リフォームが終わって新作発表会「京裳苑」が一段落した去年の6月、友人原田浩史さんの会社「キングラン東海」の社員さんが研修旅行に来てくださる日の朝、ブログで仮オープンを宣言してしまいました。その頃、岐阜と京都との行き来で営業日が定まらず、いつになったら目処が付くかも見通しが立ちませんでした。

 

昨年、娘千恵子に社長を交代しました。譲った以上は山本呉服店の経営に絶対に口を出さないと決めていました。一方で、私はまだ誰かの役に立てると信じていました。口を出さないためにも離れて、着物の中心である京都、父と私の夢をかけてゼロから一人でやってみようと思いました。ドラッカーの言葉に「小さく初めて大きく育てよ」という言葉があります。私が一人でやれる範囲から始める覚悟で単身京都へ行きました。

 

仮オープンしてからは全国各地から友達が来てくださいました。出張のついでだったり、お休みが取れたからとSNSでメッセージを下さるので、お互いに都合を打ち合わせて日時を決めて来ていただくようになりました。本当に嬉しかったです。

 

友達やその紹介で色々な方が来てくださいましたが、営業日も時間も決められない状況はいつまでたっても変わりませんでした。

 

着付け教室もご都合を合わせて来ていただくことで、却って毎週何曜日とか決められない方にはちょうど良かったようです。

 

 

よくよく考えてみるとさろんへは私に会いに来てくださるのですし、2組の方を同時にお相手することはできません。

「お約束した方だけとだけの勝手営業」とする代わりに来ていただいた方に全力を尽くすと開き直りました。

 

今の時代、普通の営業スタイルでないのもアリかと思うことにしました。

 

 

それから1年、

11月4日は山兵さろんのオープニングパーティーを開催することにしました。はずみで仮オープンしてしまったのですが、実はその日は仏滅だったのです。正式のオープンニングは大安にやりたいと思いました。

つづく

 

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0から1にするには諦めず、可能性を考えて行動するしかない。

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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