戸隠神社、奥社へお礼参り☆本の原稿を書き終えて「脱稿」しました。
「是は今までさまざまな艱難苦労ありしも、もとの清き心に立ちかヘリて順道を得て、(中略)萬事心にまかせぬことなし」
昨日、本の原稿を一応書き終えて、戸隠神社、奥社へお礼参りに行ってきました。
まだまだ、この先こそ大切なのですが、神様が褒めてくださったような気持ちがして超嬉しかったです。
戸隠神社は長野市の北の山深くにあって五社が少しづつ離れた場所にあります。中社へ参れば全部参ったことになるらしいのですが、片道2キロという山歩きしなければたどり着かない奥社はいちばんありがたい気持ちがします。
やはり、御神体が戸隠山だからでしょうか。
苦労して歩くとありがたさも増します。いつも平日なのに、参道に人が連なるほどお参りが多いことに驚きます。その上、若い人が多いのも、びっくりです。
おみくじは神様からのお言葉を頂くものです。
戸隠神社は神主さんに数えの年齢を伝えると奥で祝詞をあげて神主さんがおみくじを引いて持ってきてくださいます。
本を書くために色々な資料を調べていたら、おみくじは本来は自分で引くものではないらしいです。今は自分でジャラジャラと引く神社がほとんどですが、私が知る限りでは加賀の白山比賣神社だけです。
ところで、昨年の今頃、本の企画を出版社の編集長さんからいただいた時、その壮大なテーマに喜びました。でもそれもつかの間、よく考えてみたら「私にそんなことが書けるのだろうか」「そもそも私がそんな本を書いていいのだろうか」と悩んでしまいました。
そこで、大好きな戸隠神社の奥社へ行って神様のお言葉をいただきに行きました。
その時のお話がこちらです。
おみくじは神様の教え、和歌の意味を味わうべし
「坂道をくだるように」で始まるおみくじを見た瞬間、なんてこと!!と思いました。
でも読み進めたら、それほど簡単に思いが叶うからやりなさいという背中を押してもらった内容でした。
自分にとって都合の良いことは信じることにしています(笑)
ずっとそのおみくじを大切に今も持ち歩いています。
そうそう、おみくじって必ずしも神社に結びつけて帰るものではないんです。
大切に何度も読み返すことも良しとされています。
その後、なかなか進まなかった時、やはりおみくじを引いたら
「道を逸れることなく、おごることなく心を清くして進みなさい」とありました。
坂道を転げ落ちるように簡単にいくのかと思ったら、そんなに甘くないなあと思った次第です。
でも、一度始めたことを後戻りはできません。
色々ありましたが、なんとか脱稿ー原稿を書き終える日を迎えたわけです。
「神社はお願い事をしに行くところではない、自分の決意表明をしに行くところだ」と言われます。
お願いはしていないけれど、
勝手のいい時だけ行って結果報告もせずに放っておくのは片手落ちだと、
神様に「義理堅く」ではなく
「感謝の気持ち」を伝えるべきと思い、行ってきました。
木漏れ日の中、何100年生きているんだろうと思う杉の並ぶ参道を気持ち良く歩いてきました。
気持ちが洗われました。
さあ、気持ちを入れ替えて明日から始動です!
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