手のお手入れと指のしぐさ☆「品格の教科書」P48てのしぐさには、その人の万事が表れます。

品格の教科書

「おばあさんの手みたいだ」

同業者の社長にズバリと言われた私はさすがにショックでした。

 

 

冬は乾燥で手が荒れます。

ハンドクリームはベタつくのも嫌だし、着物を扱うからこそ塗らないと決めていました。

見栄えにこだわらない私は、カサカサで荒れ放題な手でも仕方ないと思っていました。

 

 

その言葉に、手のお手入れをしなくちゃと思いました。

清潔さやささくれのケアなどお手入れも怠らないようにしたいものです。

今も時々思い出して、感謝しています。

 

 

この頃、友人が美しいネイルをしていらっしゃるのにも「美しい〜〜」と憧れます。

 

手先には視線が集中します。

体の中で最も動きがあるのですから当然のことです。

 

手は「しぐさの代表」と言われています。

 

 

コップやグラスを持つ手がバラバラだったらどんな印象を与えるでしょう?

スマホを持つ手がガバッと開いていたらかっこいいでしょうか?

 

指先は自分が思っているよりずっと人の目につきやすく、その人の印象も左右するものです。

 

自分では気付いていなくても、

指先がバラバラだと相手に雑なイメージを与えてしまいます。

 

 

指先まで神経が行き届いている方は丁寧な日々を過ごしている印象を与えてくれます。

 

エレガントにも見えます。

 

指が揃っているととても丁寧に見えます。

 

 

「神は細部に宿る」

 

キレイなネイルをして目立つからこそ、余計に指の動きに神経を使うべきではないでようか。

 

指にこそ、その人のあり方が写し出されると思うのです。

 

 

 

第45回 京裳苑

 

■ とき   6月4日(土)5日(日)6日(月)

■ 場所   京都・平安神宮前 みやこメッセ

■ 主催   (株)山本呉服店

 

*山本呉服店のお客様、特別ご招待の方のみとなります。

見てみたいと思われる方はお問合わせからメッセージを入れてください。

 

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「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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