男性着物、正式な場で装う時に注意すべきポイント
きもの男子
「プレゼンターとして私を指名してくれた監督を喜ばせたいという思いです」
心友、シルクドソレイユのチームリーダーだった「宮海彦」さんが舞台に立たれることになりました。
こちらも見てください。
国際的な場所には民族衣装「着物」で正装☆国際交流基金50周年授賞式
「国際交流基金50周年記念授賞式」で金賞を受賞された国際的な演出家「ロベール・ルバージュ」さんはシルクドソレイユでも監督をされていたのでした。
一般的に着物での最も正装は黒紋付の着物に羽織、袴です。
自分の家の家紋が五つ、両胸と両袖、背中心に付きます。
正式な場にふさわしい黒紋付についてのお話はこちらもみてください。
覚えておきたい!黒紋付の決まり事☆洋服の第一礼装燕尾服にならって紋付は黒と白で決める
少しだけ略礼装は濃い色の着物と羽織、背中心に縫い紋(刺繍)で一個入れます。
洋服でいうブラックスーツやダークスーツです。
袴を付ければ正式に思われますが、袴を履くかどうかの問題ではありません。
男性の装いでは羽織なしでは「着流し」と言ってラフな装いになります。
男性の着物では、必ず羽織を着ます。
羽織は洋服でいうジャケットです。ジャケットを脱いでカッターだけになるとラフな感覚になります。
今回は時間もなく、うみさんがカナダの舞台に出演されていて帰国されてからの時間もなかったので、夫の着物と羽織を何枚かお送りして選んでいただきました。
会場ではほとんどの方がダークスーツだったようです。
着物であっても、色をダークにされたことで、悪目立ちせずにこの選択は正解だったと思います。
写真を見て、半襟と白足袋がキリッと効いて、男性のカッターの白と上手く調和しているように見えます。
海さんからのメッセージです。
主役ではないので目立つつもりは全くないのですが、各国からもや国内からも様々な参加者がいらっしゃる機会なので、目立たないように目立ちたいという欲望を叶えられたらと思います。
日本の伝統は残しつつ、可能な範囲で現代風にアレンジして見る人を「おっ」と思わせられないだろうかと。
それが今回私が着物を着るのはどうだろうと思い立った理由の一つでもあります。
にわかに着付けもお教えしましたが、本当に素敵に装われています。
場との調和、自分の立ち位置を考えることは洋服でも着物でも最も大切なことですね。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
「品格の教科書」出版一周年記念パーティー開催☆
「ホテル椿山荘東京」でお会いしましょう。
お申し込みはこちらのurlから11月20日(日)までにお願いします。
「品格の教科書」は今に伝わる所作や作法の意味を書いた本です。
全国の書店さん、
またはアマゾンで手に入ります。
この記事へのコメントはありません。