着物友だちと長浜へランチ&お散歩☆所作が備わって着物美は完成する
「夢が叶いました〜〜 友達と長浜へランチに行ってきました」と着付け教室に来られた途端にニコニコ!!
友達は以前から着物が着られる人だったそうです。
Uさまは着付け教室に通っているのを友だちに内緒にしておいて突然「着物着てきたよ〜」とびっくりさせたかったのだそうです。
長浜は羽柴秀吉(豊臣秀吉)が初めて城持ち大名となって開いた城下町です。
江戸時代には門前町や北国街道の宿場としても栄え、 その町並みを活かした黒壁スクエアはガラス工芸やアクセサリーを中心としたショップや工房のほか、おしゃれなカフェやレストランがいっぱいある人気のスポットです。
また日本最古の駅舎や長浜盆梅展が開催される慶雲館など明治の建築物も残りノスタルジックでモダンな町並みにも出会えます。
自分で着ようと思うと1時間半前から着始めたけど、実際には1時間ちょっとだったかな?
当店の地元から長浜までは車で約1時間、着物に慣れたお友だちが運転してくださったそうです。
「限定ランチを食べて、あちこちお散歩したけど着崩れしなくて楽だったわ〜」
初めての「着物でお出かけ」は大成功だったようです。
「レンタルで着物を着た子は車に乗るのに大変なんですよー」京都のタクシーの運転手さんがおっしゃっていました。
体を包み込む着物は歩き方や所作が備わって完成するものだと言われています。
歩く、階段を登ったり降りたり、車に乗る、食事をする、、、そんな所作が身に付くとさらに美しく見えます。
「着物を着ると見える景色が違う」京都のサロンで着物に着替えて出かけられる方がよくおっしゃいます。
いつも着物を着ている私には当たり前になってしまっていて、その感覚がなかなか理解できませんでした。
「ゆっくりしか歩けないからですよ」
確かに車に乗っていると景色は後ろへ飛んでいきます。
歩いているときは映画をゆっくり回しているような感覚なのでしょう。
時計をゆっくり回すことはなかなかできません。それも特別な価値なのでしょう。
「背筋をシャンと伸ばして歩くからでしょう」
着物に包まれている感覚や、帯で背筋が伸びる感覚は確かに気分が全く違うのでしょう。
友達がその気持ちを代弁してくださいました。
普通の生活シーンの中で着物を着る豊かさを体験していただきたいものです。
「京裳苑」で着物を体験してみませんか。
* * * * * *
京裳苑とは
京裳苑は毎年6月に京都、平安神宮前の京都メッセで開催しています。
今年で47年目です。
ひたすらお客様の指示があって続いてきました。
あの広い広い会場に、毎年20数社の染屋さん、機屋さん、小物屋さんなどが一堂に出品していただきます。
京裳苑ではさまざまな着物や帯を見放題、選び放題、そして実際に着てみることもできます。
自分の着物を持ってきて帯を合わせてみるなんてこともできます。
着物好きにはたまらない展示会です。
6月2日(金)3日(土)4日(日)
京都、平安神宮前 京都めっせ 1階
主催 株式会社 山本呉服店
ご予約の方のみのご案内となりますので、こちらからメッセージをください。
この記事へのコメントはありません。