釧路では当たり前!緑色なのに「茶そば」でなくて「ざる蕎麦」☆北海道旅行、ところ変われば 3
「みんな茶そば、食べてるよ」
朗読家であり心友の高貴 渼さんから地元情報をいろいろ聞いて、最後は釧路でお蕎麦を食べると決めていました。
明治7年、北海道で一番最初にオープンした蕎麦屋「竹老園 東家総本店」
昭和天皇も来られて、おかわりまでされたと聞いたら行ってみなくちゃ!
(皇室の方がお代わりされるのは本当に珍しく、語り草になる名誉なことです)
長い行列に並ぶのを覚悟で行きました。
待つ間、「みんな何を注文しているのかなあ?」
興味津々!
運ばれてくるメニューを外からガラス越しにチェックしていました。(ヒマですから・・)
ほとんどの人が食べているのが、緑色をしたお蕎麦。
あれが名物なんだな〜〜
ところが注文しようとメニューを見たら、緑色の蕎麦は濃淡で2種類ありました。
「ざる」「もり」「茶そば」
「ざる」と「もり」なら、「ざる」だな。
さて、「ざる」と「茶そば」どっちだろう?
他のお客さんたちはどちらを食べているんだろう? とまたキョロキョロ・・
天ぷらそばの写真を見たら、「ざる」と同じ緑色だったので、「ざる蕎麦」を注文することの決定!
(我ながらめんどくさい思考回路と心の中で苦笑)
かえし(つけ汁)も少し甘めでコクがあって美味しい!
どうしても緑色の蕎麦が納得いかなかったので、食べ終わってからお店の人に聞いてみました。
緑は「新蕎麦」の色。 蕎麦の実は一年ほど経つと茶色になります。
お客様に一年中、新蕎麦を食べている気分を味わっていただけるよう、緑色のお蕎麦が出されるようになったのだとか。発祥は、東京の「かんだやぶそば」さんだと言われています。
東家オリジナルの「藪そば」は、白い更科粉(さらしなこ)に緑色のクロレラを加えて緑色にして出しているのだそうです。
のどごしも良く、東家の人気メニューとなりました。
ところ変われば、興味深い話題がいっぱい!
胸の空くような広い広い大地、満開のじゃがいもの花、少し丸みを帯びて広がる水平線、深呼吸を繰り返した旅行でした。
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