神は細部に宿る!衿芯は見えないけど着姿を左右する大切なものです☆衿芯の選び方と片付け方
「衿芯がこれでは使えないですね」今朝も早朝から着物をお着せしました。お茶会、結婚式、七五三、お友達と京都へ、、、着付けする時いつも気になるのが衿芯です。
衿芯は衣紋をスッキリ綺麗に抜くために長襦袢にかけてある半襟の中に入れて着るものです。それがぐちゃぐちゃだったりベコベコしたりしていたら着物全体が情けない着姿になってしまいます。
特に大切なのが襟の後ろ中心です。綺麗なカーブを描く襟は素敵ですね!
長襦袢を畳む場合も着物と同じ畳み方をせず、左右から拝み合わせに畳むのは襟の真ん中に筋を入れたくないからです。
細長いので二つ折りにして収納したり持ってこられることが圧倒的に多く、肝心な中心部分で折り目がついていては使えません。他の着付け小物の間に紛れて波打っているのも襟がそのまま波打ってしまいます。
衿芯の片付け方と持ち運び方
・着物を脱いだらすぐに衿芯を抜き、ハンガーにかけて干します。
・片付ける時はタンスに伸ばして入れておきます。
・持ち運びする時はくるくると巻いてゴムで留めておきます。
衿芯の選び方
・長襦袢の衿幅いっぱいの広い幅の衿芯を選びましょう。<上の写真のような掛襟いっぱいの幅のもの>
細い衿芯は下へ落ちてしまい肝心な見える部分になく、せっかく衿芯を入れても入っていないのと同じことになってしまいます。
・長さも十分長いものを選びましょう。
・シャンとした素材を選びましょう。
衿芯って着物の小物の中でも脇役で全く見えないものですが着姿を決めるとても大切なものです。その意識を持って扱っていただけると着物も素敵に着られますよ。
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水曜日の午後 1:30 〜 3:30 その後ティータイム 30分
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日曜日の午後 2:00 〜 4:00 その後ティータイム 30分
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12月11日(火) 14時~16時
● 場所 山兵、京都さろん
● 会費 1000円
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