初!本格的な和菓子作りに挑戦

由紀子の日々

ずっとやってみたいと思っていた和菓子作りに初挑戦してきました。

他でもあるのですが、2個までのところがほとんどで、すぐ終わっちゃう気がしました。

簡単にできないことは分かっていても、食べることを考えると2つでは残念です。

 

 

本日のお菓子作りは2時間で9個も作るんです。

旬のお菓子がずらり9個。12月のお菓子はサンタさんまで作るんです。

 

先生は和菓子の伝統工芸士に認定されている元「笹屋」さんのご主人です。

とっても優しくて教え方も上手くて楽しい方です。

和菓子作りの先生はニコニコ話しながらスイスイと作られます。

 

「笹屋」さんは、京都市内に「笹屋〇〇」というお店がいろいろあります。

昔の暖簾分けなのでしょう。

 

私は中学生の夏休みに、金閣寺の近くにある親戚のお婆さんの家で1週間ほど遊びに行きました。

斜め向かいに笹屋守栄さんがあって、朝、鮎菓子の外のカステラを焼く美味しそうな匂いが漂ってきました。たまらなくて毎日出来立てを買いに行くのが日課になりました。

 

ayu_sara.jpg

 

あの香りと温かいお菓子、中の求肥が良い具合にす〜っと伸びて堪らなく美味しかったのが今でも忘れられません。

 

まず一個目、クレープのようなものを焼きます。

 

まず1個目、柿のジュレが入った液を焼いてクレープのようなものを焼いて柿餡を包みます。

「思いっきりよく液を一気に流して、オタマの底でゆっくり円を描いて伸ばしてください」

「一気に」と「ゆっくり」がコツです。

簡単そうで、穴が空いたり歪な形になったりして、丸くなりません^^;;

 

サンタさん作りは色々な技術が必要なので、作るのに夢中になりました。

 

同じように教えてもらったのですが、それぞれのサンタさんに個性が出て面白いです。

 

私が作ったのはこれ。「可愛らしくするには目をまん丸にするといいよ」と教えてもらいました。

 

 

線や溝を付ける三角の棒、薄いヘラ、お箸は細かい作業をしたり穴を開けたりするのに使います。

 

三角の棒を使って筋を付けます。

 

 

サロンからお皿を持って行って写真を撮ってみました。

あしらった紅葉は、北海道摩周湖の近くのハーブ園「ファクトリア リッコ」廣瀬真紀子さんがくださったものです。生のハーブをフレッシュに乾かす技術で紅葉も乾燥、それを水で戻して持っていきました。

余談ですが、こうやってお料理のあしらいやお花、ディスプレーにも必要な時に戻して使えると思いました。

 

 

2時間の予定が、3時間に。本当に面白かったです。

サロンへ帰ってお菓子を食べながら「楽しかったね〜」

あっさりとした上品な甘さで本当に美味しくて、3個ペロリ!

 

ファクトリアリッコのハーブティー

 

お抹茶だけでなく、ハーブティーも合いました。

本当に楽しかったです。

毎月、お菓子が変わります。 また行きたいなーーー。

 

 

お菓子作りを習っている人たちの発表会も兼ねた「お菓子展」が来年2月9日からみやこめっせのB1で開催されます。毎年すごい人で賑わう人気の催しなんだそうです。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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