京都・四条烏丸にサロンを作った理由☆リソルホテル京都の取材に答えて

由紀子の日々

今回、山本様が運営される「山本さろん」の和の体験ができるコンセプトに興味を持ち、当ホテルサイト(https://www.resol-kyoto-s.com/)にて、ぜひ貴店舗をご紹介させていただければと思い、ご連絡を差し上げた次第です。

 

メッセージをくださったのはリソルホテル京都のライターさん山崎妙子さんでした。

ホテルサイトのリニューアルに向けて、近隣の魅力的なお店や人に焦点を当てたインタビュー記事の執筆をしらっしゃるとのことでした。

 

企画は 京都で「山本さろん」の運営する想い

①代々引き継がれてきた想い

②現在、山本様がどのような想いで「山本さろん」を運営されいるか

③気軽に着物を体験できるコンセプトにした理由

④着物体験を通してお客様に伝えたいこと

⑤はじめて着物を体験する方に向けておすすめの体験方法

というものでした。

 

それはまさに私が京都、四条烏丸という場所で、あえて呉服店ではなくサロンとして運営している核心でもありました。

 

そのメッセージに対して返信しました。

着物に憧れる方は多いものの、あまりに接点がなさすぎることにずっと危機感を抱いていました。京都では安いレンタル着物を着て楽しまれている若い方が多いことにある意味ホッとしています。いろいろな楽しみ方があってもいいと思うからです。

ただ問題なのは 本物を体験する場がどこにもないことです。

見ることも触れる機会もありません。永年、着物に携わってきましたが、ただ着物という「モノ」を売れば良い時代ではないです。

まずは知っていただかなければ始まりません。着物は知れば知るほど本当に奥深いものです。

絹の優しさに包まれる優雅な感覚を味わっていただきたい!

着物の持つ文化の素晴らしさ、

黙々と良いものを作ろうと努力されている職人さんの思いを知っていただきたい、

それを感じていただくにはどんな説明を重ねるより「着てみる」ことだと思います。私の力は微力ですが、そんな思いで活動しています。

 

その山崎さんが取材に来てくださいました。

続く

 

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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