30年前にすでにクラファン?☆金沢のイワシ料理専門店「鰯組」

由紀子の日々

イワシは魚へんに弱いと書きます。鱗が剥がれやすく、すぐに弱ってしまうからだそうです。

金沢へ行った時に、友人のコンサルタント会社「ウインクル」の塩山徳宏さんがイワシ専門の料理店「鰯組」へ連れて行ってくださいました。塩山さんは「品格の教科書」を出版したときにオンラインで講演会をして応援してくださったご縁から何かとお世話になっています。

お店で「品格の教科書」が置いてあってサインさせていただきました。

 

 

イワシのお刺身は新しくなかったら美味しくないです。海が近い金沢ならではおいしく食べられる贅沢だと思っています。

お箸に結びつけてあったイワシみくじ。お料理が出るまで退屈させない気遣いかも?

「金太郎イワシ吉」は大吉なんだそうです

 

イワシのお刺身は3種のタレ(のぞき)で。お酒は能登、珠洲の宗玄を指名しました。

 

お刺身は脂が乗ってネットリ、期待通りの美味しさでした。

レモン麹、ポン酢醤油、刺身醤油、三種 用意されていました。

やはり合うのは地元のお酒でしょ。

能登への想いを込めて、大好きな珠洲の宗玄をいただきました。

 

 

イワシの白子ポン酢。写真を撮る前に一個食べちゃいました。

 

イワシに白子があるなんて!(イワシだって魚なんですから変な言い方ですが)

初めてでした。

 

イワシの焼き物はレモンとポン酢と醤油で。

 

イワシの酢の物はマリネで

 

どのお料理もイワシの新鮮さが際立っていて、美味しゅうございました❤️

 

「35年以上前に、今で言うクラファンでできたお店なんですよ。大将が自分でお店をやりたいって言ったら、お客さんたちがみんなでお金を出し合ってこのお店ができたんです」

 

鰯組の大将と応援した人たちの名前入りの提灯

2階以上あると思われる高い天井まで四方いっぱいに提灯だらけ!

 

天井までかけてあるちょうちんは、その時応援した人たちの名前だったのです。

みんなの応援の形がここに温かいエネルギーを集めて繁盛店を作っていたのです。

 

クラファンは今は制度化し、支援(資金)を集める手法として返礼品ばかりが問題になりますが、本来はこうした気持ちを表すものですよね。

 

35年前に成功したクラファンはひたすら大将の人柄なのでしょう。

 

シメのイワシのお寿司、このお皿が我が京都サロンへ

 

陶器が好きな私は 最後に出してくださったお寿司のお皿がいいな~と思いました。

陶土の中に細かいつぶつぶの石が混ぜ込んで味があります。ほっこりした深みがある赤茶の色も好きです。

 

「どこの窯ですか?」と聞くと、多分有田ではないかとのことでした。

 

帰ろうと思ったら「コレ、持って帰ってください」新聞紙に包んだお皿を2枚くださいました。ちょっと聞いたばかりに下さるなんて、恐縮してしまいました。

きっとこう言う気遣いにファンが集まるのだなあと思いました。

 

 

此のお皿は京都のサロンで使わせていただきます。

「自分にとって物語があるものだけと暮らす」その物語も語りながら大切に使わせていただきます。

 

 

 

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品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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