６月なのにもう３５度越え！　それでも着たい時には迷わず　着物。

どうしたら涼しく着られるのでしょう？

 

 

暑いからと「ウソつき襦袢」（上半身だけの半襦袢に袖と襟だけ付いたもの）にする方がありますが、暑い！！！

素材が　綿やポリエステルだからです。

 

 

おすすめの最強アイテムが「麻の長襦袢」

麻はシャリっとしていて肌に付かず、風通しも良く　本当に涼しいんです。

 

 

以前の麻は糸が太くシワになりやすかったので NG！

と言うのも、座った後に立ち上がると後ろがシワになって上へ上がってしまいます。

真夏に薄物の着物を着ると襦袢が上がってしまっているのが透けて見えるのがイヤでした。

 

数年前に開発された麻の襦袢は圧倒的に糸が細くしなやかで、これならと思い私もお仕立てして着てみました。

 

 

本当に快適です！！

さらっとして着心地が良い、

涼しい、

絽のようにいかにも夏物らしくないので、昨年は3月から11月まで着ていました。

 

 

しかも家で洗えるのが嬉しい。

半衿を付けたまま洗え流ので、半衿を付け替える必要もありません。

 

 

夏空の今日、自分でお洗濯してみました。

 

 

まずはいちばん汚れる襟の部分洗いをします。

袖口も擦れて汚れるので、両袖の山の裏あたりを洗います。

全体を水洗いした後に、洗剤を溶かした液を作ります。

 

その液につけて、全体を押し洗いします。

水に変えて押し洗いし、洗剤を取り去ります。

 

 

脱水はしません。水を軽く切ってそのまま干します。

干すときは直射日光が当たらない所、

まっすぐな物干し竿に通して広げます。

 

竿が汚れているとその汚れがついてしまうので、先に竿を拭きます。

片袖の袖口から、もう一方の袖口まで手を通し、物干し竿にかけます。

 

片山に沿って、まっすぐ伸ばします。水はしたたるままで良いです。

 

あとは縫い目を伸ばしていきます。

縦にツンツンと引っ張ったり、

横に引っ張るときは　斜めにバイヤスに引っ張るとシワが伸びます。

完全に乾いてから斜めに引っ張ると型崩れしますが、蒸れているうちにやれば全く心配要りません。

 

＊　できるだけ大きな器で洗った方がキレイになる（浴槽で洗う方もあります）

＊　直射日光が当たらない場所に干す

 

干した時にしっかり皺を伸ばしておけば、アイロン要らず。

細かいシワが気になる方はアイロンを掛けてください。

アイロンをかける時は麻の温度に設定、下に紙を敷いて長襦袢の上にも紙を被せてその上からアイロンします。

布より紙の方がシワは伸びます。

 

 

11:30に干しました。気温34度

15時にはほとんど乾いていました。

今夜20時から「しあわせの着付教室」アドバンスコースです。

麻の長襦袢、間に合います。

 

 

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NHKカルチャーセンター岐阜　着付教室　　

 

基本的に隔週　土曜日　１３：００ 〜  ９０分

JR岐阜駅 直結 アクティブG ３階

1回　５０００円　（二日目以降は続けて受講のみ　まとめてお支払いとなります）

 

 

[カリキュラム]

８/２ （土） 　ガイダンスと浴衣着付教室　1回のみでも体験入学できます。この日のみ120分　美しいお辞儀の仕方

なぜ「着物は苦しい」と思われてしまったのか？　着付けの学び方 　理想のスタイリングとは

８/30（土）　 長襦袢と着物を着る　楽で着崩れない着付けの秘密　着物の畳み方も「折目正しく」

９/ ６（土）　 名古屋帯を結ぶ.  帯は結ばず交差させるだけ、帯枕でシンプルに　なぜ「名古屋帯」と言うのか？

９/20（土）　 美しいお太鼓とは　自分で着られる楽さを知る

 

＊　その後の予定は、追って半年分 発表となります。

＊　教室があまり広くないので人数に制限があります（その分キッチリできます）

＊　お申込はNHK岐阜カルチャーセンター、またはこのホームページのお問合せにメッセージください。