男性初めての着物、疑問にお答えします☆袴を着たらトイレはどうする?肌着は何を着る?
「袴をはくとトイレはどうするの?」と男性はよく心配されます。
結論から言えば 全く心配ありません!
袴には二通りの形があります。「行灯(あんどん)」と「馬乗り」です。簡単に言えば行灯袴はプリーツスカート、馬乗り袴はキュロットです。
男性は馬に乗ったりすることから袴は真ん中で仕切りがありました。江戸時代後期から着流し(袴をつけず着物だけを着るスタイル)の流行とともに仕切りが次第に短くなりついになくなったのが行灯袴です。現在はほとんどが「行灯(あんどん)ですのでまくりあげれば大丈夫なんです。
ちなみに女性の袴は行灯袴です。これから卒業式シーズンを迎えますが袴の下は着物も短くたくし上げてきますし袴はロングスカートのようなものなので着付けをすると「着物ってこんなに楽なものだったのね」と言われます。動きも洋服とほとんど変わりません。
少し前の話ですが、着物にとてもこだわっていらっしゃる男性のお客様があって息子さんの結婚式に袴を誂えて作りたいとご注文を受けました。「貸衣裳はみんな行灯しかなかったから馬乗りで作って欲しい」「あんな女みたいな袴を息子に着せたくない」と。色々な拘りをお持ちの方がありますが、あれ以来、馬乗りのご注文はありません。袴の話になるとその方のことを懐かしく思い出されます。
「肌着は何を着るの?」とよく聞かれます。
長襦袢は肌着ではありませんし、そのまま着ると汚れますので肌着を着ます。
和服専用の肌着は女性の肌着と同じで前を打ち合わせる形です。素材は汗取りがよく洗濯がしやすい綿がいいです。下はステテコをはくと脚さばきもいいです。
和装専用のものがあればよいですが、日常で使っているものでも代用できますよ。着物だからとあまり力を入れず心地よく着るを楽しみたいものです。
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