はじめての着物体験。第42回京裳苑☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う23
ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う
京裳苑に来てくださったゆうこさんに着物を着ていただきました。
元気なゆうこさんのイメージに合わせて今までなかったビタミンカラーのグリーンの小紋です。よくお似合いでしょ!!
小紋というと細かい柄を言うのだと勘違いされている方も多いのですが、大きい柄もあります。
小紋は付け下げや訪問着と対義語(反対を意味する言葉)です。付け下げや訪問着が着用した時柄が全て上を向くのに対して、上を向いたり下を向いたりするのが小紋です。
この柄も蝶が上を向いたり下を向いたりしています。
「地紋起こし」と言って白生地に凹凸で柄が織ってあります。その柄に合わせて色を挿したもの(塗り絵のよう)です。なので普通に柄を描いただけよりも柄に立体感があります。
帯は昨年、アサヒビールのお中元のCMで北川景子さんがされた帯と同じです。唐織と言って刺繍がしてあるように見える織り方です。このような帯を合わせるとセミフォーマルな席にも着ていけます。
帯を制作された都織物さんへスタッフが研修に行った時の記事です。こちらも見てくださいね。
見えないところで大変な技術にこだわる職人さんたちの努力を見た☆都織物さんへ見学に行ってきました。
帯を名古屋帯に変えてみました。
動物たちがコンサートしている柄です。この柄がお太鼓の柄になります。
パーティーなどに参加される機会も多いゆうこさんにはこんな帯でおしゃれしても楽しいですね♫
着物は帯を変えると雰囲気も着て行く場所も変わります。昔から「一枚の着物に帯三本」と言われていますが、一部の帯メーカーさんからは「帯五本」という声もありました(笑)
反物(巻いてある状態)で見ているより実感できますね。
着物をもっと身近に感じてワ−ドローブの一つとして着たら世界が広がると思います。
せっかく日本人として生まれたのですから。
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