京都「大文字の送り火」点火の方法が皆違ってるって知っていました?

歳時記

8月16日は大文字の送り火です。お盆に帰ってきていた精霊(おしょうらいさん)が再び冥土に帰るのを見送る行事です。室町時代以降に始まったと言われています。

 

東山の「大文字」に8時に最初に点火され、その後5分おきに妙法、船形、左大文字、鳥居形と左回りに順に灯がともされます。画数の多い「妙法」は最初に消え始めますが、大文字は最後まで長く見られます。

 

ところで点火の方法は杭を約1、3メートルに井桁に組んで重ね、その間に松葉を入れて炊きます。昔から護摩木に自分の名前と病名を書いて割り木の上に乗せて焚くと病気が治ると言われています。また大文字の消し炭を持ち帰って粉末にして飲むと持病が治ると信じられていて、今でもあくる日の早朝に如意ヶ嶽(大文字山)に登る人が後を絶ちません。

 

ところで京裳苑の前に着物のメーカーさん「しょうざん」さんへ行った時、左大文字のすぐ下を通りました。金閣寺の裏山にある道からは目視で左大文字がくっきりと見えました。

「アレっ、井桁じゃない!」

疑問に思って調べてみたら全部点火方法が違っていました。

 

左大文字は

 

左大文字は岩石が多く火床が掘りにくいので以前は篝火を炊いていたそうですが、今はコンクリートで作ってあるそうです。それが下の道からも見えたのでした。

 

ちなみに妙法は

 

船形は

 

 

鳥居型は

 

みな違っていました。

 

送り火がよく見える人気のスポットは出町柳の三角州です。

 

私は学生時代にその一本神の出雲路橋で「妙」を見るのが好きでした。その頃は出雲路橋には街路灯が付いていなくて暗い場所から見る「妙」は本当に綺麗でした。山が低いので「法」は見えませんがちょっと間抜けな形なので(ゴメンなさい)いいんです。船形は見えます。ちょっと移動すれば左大文字も見えました。実は鳥居形はまだ見たことがないんです。

 

昔、叔父の西陣の会社の屋上からは五山全部見えたので近所の人に開放していたそうですが、周りに高い建物が建ってしまって見えなくなりました。

今は幾つかのホテルの屋上くらいでしょうか。

そういったホテルは宿泊やディナーとセットで高い値段でプランを売り出しています。情緒的な大文字の行事とあまりそぐわない気がしてそういう場所から見ようとは思いません。

来年は久しぶりに行ってみようかと思っています。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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