八掛って何?八掛って重要です☆お気に入りの着物を手に入れる方法4
お見立て
「この色さえなければ、今でも着られるのにねね〜。なんとかなりませんか?」昔の小紋や紬には派手なオレンジやエンジの八掛が付いているので、広げてがっかりされる方も多いのではないでしょうか。八掛の色だけで着物を着る気が失せてしまいます。
八掛は着物の裏に付けるものですが、裾や袖口の縁取りをして着物のイメージまで決める大切なものです。
八掛にきつい色を入れると、裾はあまり気にならなくても、袖口では邪魔になる場合が多いです。
歩くと上前の裾の方がひらひら見えるだけでなく、立っていると後からしっかり見えます。
振袖、留袖、紋付、訪問着にはたいてい着物の色柄に合わせて八掛は付いています。
八掛を別に選んで付けるのは、付け下げ、小紋、紬などです。色無地は付いているものと無いものとあります。
合わせる八掛で帯の合わせ方まで変わってしまう場合も大いに有りますので大切です。
ところで、八掛はどのように選べばいいのでしょう?
1、いちばん王道は、地色に合わせる、または同色の濃淡(一般的には濃い方)にします。
2、柄の中の一色(一般的には多く入っている色)を取る
3、着物の雰囲気や着る方のイメージから考える
4、合わせる帯を考える
「これだけ八掛けの色にこだわる呉服屋さんは全国でも山本さんくらいのもんですよ。これだけ色見本があっても、実際に注文があるのは10〜20色ですから」八掛のメーカーさんが呆れるように言われてしまいました。むしろ、当店ではこの色見本帳だけで足りていることに驚きました。
簡単に妥協するわけにはいきません。
当店のお客様はお持ちの帯や着られる方の雰囲気やイメージがわかっていますので、妥協せずに一番よく合うものを選ばせていただいています。
大抵はお任せしていただいています。
ただ、かこさんは着物のこともよくご存知でしたので、ご自分の描かれるイメージもあるかもしれません。選ぶ楽しみもあると思い、メッセージに写真を入れて選んでいただくことにしました。
つづく
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