一流の庭師さんから教えてもらったこと

京都さんぽ

「木を植えるのは今やなぁ」庭師さん、山本さんが娘真理子とのご縁で京都の町家の庭を見に来てくださいました。

 

当サロンには2つの中庭があります。この町家に決めたのは中庭の緑に惹かれたことも大きなポイントでした。ところが、ここ2年続きの夏の暑さで何本かの木が枯れてしまい、あの緑がなくなったことがとても残念でした。でもどうしたらいいのか分からず、専門家にお願いするしかないと思っていました。

 

 

山本さんは長く上賀茂神社の庭師さんをされていました、白い神馬、神山(こうやま)号の専属のお世話係でもありました。

白い馬は神様のお使いと言われ、あちこちの神社で馬の像がお祭りしてあるのを見ますが、上賀茂神社では平安時代から1000年途絶えることなく生きた白馬がいます。上賀茂神社では1月7日に行われる白馬奏覧神事で「牽馬の儀」で主役を務めます。年の始めに神馬を見ると一年の邪気が祓われるといわれています。

神山号は気が荒く、山本さんにしか懐きませんでした。作家、浅田次郎さんの持ち馬で一度は中央競馬で優勝したことがあるそうです。上賀茂神社へ来てからもたくさんの人が集まる前へ出ると、走った記憶が戻り興奮するのだそうです。神様のお使いをお世話するのはとても大変だったようです。

 

「ここは厳しいなぁ!いくら水を欲しがらない木でもこれだけ水がなくては、やっぱり参ってしまう」

植えるには絶対、時期があるそうです。紅葉した葉っぱを落とすとその瞬間、先まで葉っぱに随分を供給していた管をぴっと止め、水分を中に貯め根を張るのだそうです。その時期にこの場所に慣らさないと枯れてしまうのだそうです。

 

「この琵琶の木はここに長くいるからしっかり根を張っているけど、他所から来た子はなかなか大変やなぁ。それは人間も同じことや新しい場所に来て馴染むのには時間がかかるやろう」

示唆に富んだお話が聞けました。

この環境でも育つ木を近くで探してくださることになり、ホッとしました。

 

 

山本さんはとてもダンディーでした。以前に上賀茂神社で何度か私もお会いしたことがあるのですが、いつも白衣を着ておられて、ジャケット姿でお会いしたのは初めてでした。

山本さんは若いころは着物の小物のデザイナーだったそうです。なるほどと納得しました。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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