着物の着付けは「理系で」身につける☆最小限の小物で最大の効果で楽チン着付け

着付け

「エーーー、この小物、みんな要らないんですか?

振袖を買った時にこれだけ必要ですからと言われたのに・・・」

 

「はい、必要ないんです。たくさん使えば使うほどしんどくなりますから余分な小物は使いません」

きもの塾に2回目来てくださったTさまが驚いていらっしゃいました。

 

「山本さんは、いつ着物を着替えるんですか」??? 着物を着ている私にそう聞く人たちにとって「着物はコスプレ」のようです。

結婚式とかパーティーとかに出席するときの衣装、終わったら着替えるものらしいです。

 

山本呉服店の着物の着方は、母が毎日掃除をしたり、仕事して1日動いて生活の中で編み出したものです。

なので 動いても、ご飯を食べても、普通に1日暮らせます。

 

 

使う着付け小物も最小限、40年も前から改良を重ねた最もシンプルな着付け方です。

 

 

もともとTさまはご自分で着物を着られる方ですし、お嬢様にも浴衣を着せてあげることがあるそうです。でもあえて最初からご説明しました。

 

着物は着方によってイメージが変わる衣服です。

「体の形をした収納袋」洋服とは根本的に違います。

着物は平たい布を丸い体にまとう衣服ですから、そのやり方によって見た目がガラリと変わります。

 

キリッと知的にも、だら~っとでも、、若くも落ち着いた風にも、、着方で変えられます。

江戸時代には着物の着方で職業さえ分かったと言われています。

 

なので

 

着物の目指すべきスタイルはこれ、

 

それを実現するには何をどうすればいいか、まずは頭で理解します。

 

次は私の手つきを真似ていただきます。

 

合理的に動くようになっているものを模倣するのが一番早道だからです。

最後に、考えなくても手が動くようになれば完璧です。

 

 

 

「ゆっこさんは理系ですね」とよく言われます。

 

理系の人たちは「きっとこうなるだろう」という仮説を立てて、それを証明するために実験をしてデータを集めて立証します。

仕事もそうですよね。

目指すべき目標はこれ、それを実現するにはどうするかを考えます。

 

着物の着付けも同じだと思っています。

 

 

どうなればいいのかもわからないままに、何となく着物の形になればいい、そのうちだんだん着慣れていくとわかるでしょう、では上達するのに時間がかかりますし、目指すべき綺麗なスタイルも見えなくなってしまいます。

 

「ラク」「ラク」「ラクー」「ラク~、カルチャーショックです!

着物がこんなにラクだなんて!

自分で体験してみないと分からないですね」

「これだったらいくらでも食べられます」

 

 

うちへ帰ったら早速復習してみます。

 

 

「ゆっこさんと知り合えて良かったです」最高の褒め言葉をプレゼントしてくださって、

Tさまは意気揚々と帰って行かれました。

 

 

*山兵、京都 着物を自分で着よう

「きもの塾」募集!

 

最大限  2名までの個人レッスンです。

 

持ち物  自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、

着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)

1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。

その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。

なぜ?から学ぶ着方教室

       6回 18,000円

*ご都合の良い日をお申し込みください。

上記以外でもお受けできる場合がありますので問い合わせフォームに書き込んでください。

この後も個人の進行具合に合わせてお稽古できます。

ご都合の良い日を打ち合わせて決めまさせていただきますのでお申し込みフォームに書き込んで送信してくださいね。

 

 お問合せは こちらから 

 

申し込みはこちらから

 

[関連記事]

経営も着付けも目標達成は出来た姿から逆算☆ジタバタ京都、1年半 9

GOOD JOBな1日☆「着物を着るのは思ったより簡単でした」1日着付け教室

「着付け教室」でなく「きもの塾」な理由☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う17

きものの着方は色々!ストレスなしに長く着ていられる着方☆普通の「着付け教室」とは違う理由

着物の着付けってみんな違います!体を締め付けないのに着崩れしない着方

 

 

山本由紀子

557,693 views

明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。