春を感じる花は「桜」それとも「梅」日本人の素敵な季節感☆四季の移ろいと共に丁寧に生きる
日本文化であそぼ
「春だな~って思う花は、桜だと思っていました。梅はその前に咲く花くらいの意識でした」ごとうゆうこさんと話していて、ハッとしました。彼女はお茶を習い始めて考え方が変わったそうです。
確かにぱーーっと華やかに咲く桜は春爛漫の「春の象徴」でしょう。桜が日本の「国花」になったのも、寒々しい枝にパッと咲いて春の喜びを感じる重要な花だからでしょう。
そうそう「花咲か爺さん」の童話ってこう言う日本人の心から生まれたんだろうなって思います。
でもね、もともと日本人の感覚ってもっと繊細だったような気がします。
今の時期、お茶席でも料理屋さんでも梅の絵柄が飾られています。
着物も咲く前から、花街の気持ちを込めて早めから着ます。一番、素敵なオシャレですね。
その心は
厳寒の中でも日差しの明るさを感じて蕾を膨らませ、一輪づつ控えめに花を開かせていく梅に春の到来を感じる、そういうのって素敵だと思いませんか?
京都はそういうことを大切にする風土が今もあります。
きっと歳時記やお祭り、風習が日常の生活にしっかり根付いているからだと思います。
地方のニュースでも、千本釈迦堂での中風避けの「大根炊き」に行列ができましたとか、6月になったらお菓子屋さんに「水無月」が並びましたとかが話題になります。
節分といえば吉田神社「鬼やらい」、壬生寺では「だんまり狂言」が行われるとか、祇園では「おばけ」と言って芸妓さんたちが仮装する和風ハロウィンなど、いずれも個性豊かな行事が行われます。
昨年、壬生寺でだんまり狂言を見てきた時のお話はこちらです。
節分は700年前からヒイラギと鰯、豆まきで厄払い☆壬生寺のだんまり狂言を見てきました。
一年中、季節を感じて大切に過ごす生活が当たり前に残っています。
季節や日々の移り変わりを大切に過ごすって素敵だと思いませんか。
今年は暖冬で北野天満宮の梅園も見頃だそうです。50種類1500本もの梅の木があって、梅の花の香りで満ちているでしょう。近いうちに行って七軒団子でも食べてこようかな、なんて考えています。
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