東京と京都の感覚の違い☆おもてなしは相手の方を知ることから

由紀子の日々

「京都の粋を味わいたい」東京から「健幸外来サロン」と言うユニークな横倉クリニックを展開していらっしゃる横倉恒雄先生が京都へ来てくださって1日京都をご案内しました。

友達、西美津江さんが昨年京都へ来てくださった時のフェイスブック投稿を見て是非行きたいと春にお話をいただきました。

西さんが来てくださった時のお話はこちらです。

自分では当たり前と思っていることが「自分の本当の価値」☆ジタバタ京都、1年半 8

 

一度もお会いしたことがなくては、どのようなお好みで何をいいと思われるかが分からなければ「来て良かった」とは思えないでしょう。

結局その方の時間を無駄にしてしまうことにしかなりません。喜んで頂けなければ残念な結果になってしまいます。

 

 

「花街といっしょだな~」考え方は同じと思いました。

京都の花街が「一見さん、お断り」とするのは見ず知らずの人は入れないということなのですが、一番は相手のことが分からなければ本当のおもてなしは出来ないという意味なのです。

 

 

横倉先生にとって京都の魅力は何かを知りたいと思い「お題を下さい」とメッセージしたのでした。

 

「京都には粋(イキ)は無い」と言う話を学生時代に聞いたことがあります。

東京の文化と関西の文化はまるで違います。

京都は平安時代に都が定められてから千年の歴史があります。天皇を中心とする華やかな公家文化です。そして関西は商人の町です。

それに対して江戸に徳川幕府ができて中心となったのは質実剛健を重んじた武士と職人でした。

 

 

度重なる幕府の質素倹約令にも江戸は従わざる終えませんでしたが、関西では比較的ゆるく、必ずしも幕府の目が届いたとは言えませんでした。

歴史的に別物なのです。

江戸に「粋」はあっても京都には「粋」はないのです。

東西の文化の違いに、お題をいただいたばかりに余計に迷ってしまいました。

 

横倉先生は第2の土曜日に「健幸喫茶会」 第4の土曜日に「恋する茶会」をクリニックで催していらっしゃいます。先生がされているお茶会にも興味がありました。

どこまでお話しして先生の「お人となり」を理解できるかわかりませんでしたが、考えていても始まりません。私は思い切って東京へ先生にお会いしに行くことにしました。

 

つづく

 

ブログの読者登録、こちらからできます。

 

 

[関連記事]

イベント開催のモチベーションは「お客様の笑顔」☆ジタバタ京都、1年半 7

イベントをやるきっかけとなった出来事、その時考えたこと☆ジタバタ京都、1年半 6

思いは言葉にすることで伝わり、心が通じるんですね☆ジタバタ京都、1年半5

いまの生活シーンで着物が活きる、新たな価値を一つづつ、☆ジタバタ京都、1年半4

京都でレンタル着物が多い、もう一つの理由「つぶさにお客様のお話に耳を傾ける」☆ジタバタ京都、1年半3

友だちに勇気をもらって、、「着物体験」始める☆京都、ジタバタ1年半2

京都に行って考えたこと、まずやり始めたこと☆京都、ジタバタ1年半1

0から1にするには諦めず、可能性を考えて行動するしかない。

山兵、京都さろんで

「着物体験」をしてみませんか。

 

1 お茶をしながらお話を伺います。 着物ってその方の雰囲気で着るものです。どのような方で生活の中でどのようなシーン(場面)で着られたいのかお話しを伺います。

2 実際にお似合いになりそうなものをご提案します。

3 試着、反物のままであっという間に着物スタイルに変身です。

4 着物の写真を撮ってその場でスマホ等に差し上げます。

着物着装体験と写真撮影して写真プレゼント、サロンでお茶とお菓子付き
¥1,000

「体験プログラムをやってみたい」と思われる方は京都さろんへ来れそうな日を第一、第二希望をメッセージに書いてお申込みフォームを送信してくださいね。

 

お申込みはこちらから

 

ブログの読者登録、こちらからできます。

 

山本由紀子

595,138 views

明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。