贈り物を包む「のし紙」も相手ファースト

由紀子の日々

「のし紙はどうされますか?」お世話になった方に送る箱入りの和菓子をお願いしたら店員さんから聞かれました。

「上は御礼でお願いします」「お名前はどうされますか」「無しでいいです」

 

 

のし紙は贈り物に包む紙のことです。今は可愛くラッピングしてお渡しすることも多いのでしょうけど、

日本では伝統的にフォーマルな場や目上の方への贈り物にはのし紙を付けて贈ります。

 

 

のし紙には贈り物をする理由や送り主の名前をかけるので、この習慣って結構便利かもしれないと思っています。

 

水引の色は普通は紅白を使います。

 

のし紙の水引の色はお葬式や法事などには白黒(白グレー)か黄白ですが、それ以外のお祝い、お中元やお歳暮、お世話になった時の贈り物とか、お祝い返しなど一般にはほとんどが紅白です。

 

水引の上には「御中元」とか結婚式ならば「寿」とか送る名目を書きます。

 

例えば、今の時期ですともうお中元の時期になりますが、何かのお礼ならば「御礼」お祝いを頂いた返礼であれば「内祝」とか。

 

そういえば昔は「粗品」って書く時が多かったのですが、今は少ないのではないでしょうか。

 

少し前まで、心をかけて素晴らしいものを贈るのでも「つまらないものですが」と言ってへりくだる(へりくだるという言葉が死語かもしれません)のが社交辞令とされていたので「粗品」と書く場合も多かったように思います。今は「つまらないものを贈るのはおかしい」という外国の価値観が一般的になったのでしょう。

日本お習慣も生活感によって変わるものですね。

「粗品」をもし書くとしたら「寸志」とか、親しい方なら「ほんの気持ち」とか書いてあることもあります。

 

 

名前も相手の方が分かっている時にはあえて書かなくていいのでやめました。

 

送る時に私が考えた事は、

お中元など一時にたくさんのものが届くだろうと予想される時(もちろん送り状には明記されているのでいいのですが)それでも相手の方が整理されるのに便利かもしれないとか、こちらの意図をはっきりさせたい時は書くようにしています。

 

例えば山本呉服店としてお送りしたのか、山本由紀子個人としてお送りしたのかを明記したい時とか、一度にたくさんのものを受け取られるだろうと思う時とか、外の包装紙は汚れている場合もあり捨てられると分からなくなるだろうなと思う時などです。

 

たった一枚ののし紙をどうするか、お願いする時に考えることを辿ってみると、相手の方の受け取られるシーンを思い浮かべて決めるものですね。

 

贈り物をする時は何を贈るか相手の方のことを考えて送りますが、日本ではのし紙一枚も「相手ファースト」で考えるものなのでしょう。

日本人の気使いって素敵ですね。

 

つづく

 

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[ごあいさつ]
皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。
私も3月末より長らく京都店を閉め岐阜にこもる生活を余儀なくされていました。
3日ほど前、用があって京都へ行ってまいりました。観光地はともかく、四条烏丸周辺は元の賑わいを取り戻していました。正直、ほっとしました。そこで、

6月よりご来店のご予約を承ります。

相変わらず、岐阜と東京などの出張、仕入先との打ち合わせなどで留守にすることも多いと思われます。

ご都合を合わせて心よりの対応をさせていただきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。
                          山本由紀子

 

7月から京都店でも着付け教室を再開します。

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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